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Vol.9 湯田結那さん

ページID:0003536 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

投球練習をする湯田さんの画像

集中力を研ぎ澄まし、投球する姿の中に、凛とした強さを感じさせる湯田さん。小学校から続けているソフトボールにかける思いや、今後の目標を伺いました。

プロフィール

南会津町出身。帝京安積高校に通う1年生。2歳上の姉の影響で小学校からソフトボールを始める。166センチメートル、投手、右投げ左打ち。中学1年時に全国大会に出場、高校1年時には、福島県内で初の女子GEM2(U16)日本代表に選出。今年7月に開催された国際大会「カナダカップショーケースゴールドトーナメント」では、最速99キロのストレートを武器に4試合に登板し、優勝に貢献。たまの休日は、K-POPガールズグループ“少女時代”に浸ってリラックスして過ごす。

インタビュー

仲間を鼓舞するピッチング

ソフトボールをやっていた姉がみんなと楽しそうにプレーする姿に憧れ、小学1年生の時、地元のチームに入りました。日が暮れるまで日々練習に打ち込んでいましたね。高校に入学し、親元を離れての下宿生活は、慣れないことも多いですが、同じ下宿先の姉やコーチなどのサポートもあり、徐々にペースをつかめてきました。今は、両親など多くの人に支えられてきたことを感謝する毎日です。

今夏、U16日本代表として海外選手と対戦した際に体感したパワーと迫力は衝撃的でした。一方で、日本選手が持つ俊敏性やしなやかさは、十分通用すると手ごたえを感じました。また、強化合宿や大会を通じ、時間をかけ身体を温めていく、ウォーミングアップの大切さを改めて学べたのも大きかったですね。

自分の武器はストレート。スピードとキレ、打者の手元で伸びるボールが特徴です。さらなる高みを目指し、練習では、制球や球質、フォームなどを意識して、悩みながら試行錯誤を重ねています。

理想は、金足農業高校の吉田投手のような力強い投球で、チームを助けられる存在。「自分が頑張ることでチームを勢いづけ、チームの力になりたい」。この思いは、小学4年生で初めてマウンドに立った時から変わっていません。

あまり先のことは考えない性格ですが、目下の目標はインターハイ優勝。みんなと喜びを分かち合えたら、最高ですね!

DreamerPhotoLibrary

帝京安積がソフトボール練習している画像
練習では時間をかけてじっくり身体を温めます。

帝京安積高校と対戦相手のカナダの選手との画像
対戦相手のカナダの選手と一緒に優勝を喜ぶ(写真提供:公益財団法人日本ソフトボール協会)

(広報こおりやま2018年12月号より。内容は当時のもの)