ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 政策開発部 > 広聴広報課 > Vol.23 滝口萌さん

本文

Vol.23 滝口萌さん

ページID:0003761 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

「ボルダリングの魅力は、いつも違う動きを体感できること。ボルダリングをもっと多くの人に知ってほしい」と、笑顔で話す滝口さん。今後の目標について伺いました。

滝口萌さんがボルダリングで壁を登っている写真

プロフィール

富田西小学校、郡山第六中学校出身で、現在、郡山女子大学附属高校1年生。小学4年生のときにボルダリングを始める。着実に力を付け、昨年開催された茨城国体では、少年女子(個人)の部で2位に輝き、ボルダリング界の期待の星に。パワーを活かしたダイナミックなプレーを武器に、世界で戦える選手を目指す。

インタビュー

2024パリオリンピックを目指して

滝口萌さんがボルダリングの練習で壁を登っている写真
パワーと柔軟性が必要な急傾斜こそ得意分野

初めてボルダリングのジムに行ったとき、ビルの2階ほどの高さの壁を見て、遊園地みたいとワクワクしたのを覚えています。楽しくて頂上まで何回も登りました。その後ジムに通い始め、ボルダリングを始めて1年後に、初めて出場した大会で3位に。予想外の入賞にびっくりしました。それから、もっと難しい壁に挑戦したいと思い、ほぼ毎日3~6時間練習しています。

私のコーチは、父です。「背中の筋肉を意識すると上体を上げやすいよ」などとアドバイスしてくれます。父はもともと陸上選手でしたが、筋肉の使い方やきたえ方など現役時代の知識を教えてくれるほか、一緒に他の選手の動きを動画で研究してくれます。家族も応援してくれるので、とても感謝しています。

昨年の茨城国体で個人2位、団体3位になり、賞状を手に喜ぶ滝口萌さんの写真
国体で個人2位、団体3位。次こそは優勝!

私の強みは、どんな場面でも楽しんで、いつもどおりプレーできるところですが、昨年の茨城国体では、高難度の課題に少し緊張しました。スタート前に深呼吸を繰り返し、いつものように楽しもうと自分を信じてゴールを目指しました。結果は2種目で入賞。同年代の日本代表選手が出場していた中で結果を出すことができて自信になりました。

東京オリンピックは、世界のトップ選手が出場するので、どんなプレーをするのか楽しみです。そして、次の2024年パリオリンピックには出場して、活躍できるように頑張ります。

(広報こおりやま2020年2月号より。内容は当時のもの)