台風19号を原因とする浸水被害に伴う毒物の流出事故について

令和元年10月12日に発生した台風19号を原因とする阿武隈川の氾濫により、浸水被害を受けたメッキ工場から毒物の流出を確認しました。

【概要】

令和元年10月16日午後4時頃、浸水被害確認のため環境保全センター職員が、水質汚濁防止法に基づき株式会社エム・ティ・アイに立入調査を実施した結果、水没により生産ライン及び薬品保管庫からシアン化ナトリウムが流出していることを確認した。

工場出口調整池の貯留水を採取し水質検査を実施した結果、午後8時に排水基準0.5mg/Lのところ、23mg/Lの濃度のシアン化合物を検出した。

令和元年10月17日午前8時頃に原因工場の周辺の汚染状況を確認するため、周辺地域において氾濫水が残留している4箇所と、原因工場排出水の放流先水路で、阿武隈川に流入する直前の1箇所において水質検査を実施した。結果は下記のとおり。なお、調査地点は別図(周辺環境水水質検査地点図(R1.10.17))のとおり。

調査地点 No1 No2 No3 No4 No5
検査結果(mg/L) <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 0.3

 (シアン化合物の排水基準 0.5mg/L)

令和元年10月18日午前9時頃に周辺土壌の汚染状況を確認するため、5地点の土壌調査を実施した。結果は下記のとおり(全地点不検出)。なお、調査地点は別図(周辺環境土壌及び環境水水質検査地点図(R1.10.18~21))のとおり。

調査地点 No1 No2 No3 No4 No5
検査結果(mg/L)

不検出
(<0.1)

不検出
(<0.1)
不検出
(<0.1)
不検出
(<0.1)
不検出
(<0.1)

(シアン化合物の土壌溶出量基準:検出されないこと)

令和元年10月18日から21日までの阿武隈川流入点前(水穴排水樋管)における水質検査の継続調査結果は下記のとおり。なお、調査地点は別図(周辺環境土壌及び環境水水質検査地点図(R1.10.18~21))のとおり。

調査日時 18日(金曜日)
午前10:40
19日(土曜日)
午前8:20
20日(日曜日)
午前8:30
21日(月曜日)
午前9:30
検査結果(mg/L) 0.3 0.1 不検出
(<0.1)
不検出
(<0.1)

 (シアン化合物の排水基準 0.5mg/L)

【原因者】

株式会社エム・ティ・アイ

郡山市富久山町福原字上台11-1

 024-922-4407(浸水により現在不通)

 

【原因物質】

シアン化ナトリウム

 

【流出量】

調査中

 

【対応】

・周辺住民への周知
上記のとおり住宅地を含む周辺土壌からシアン化合物が検出されなかったことから、市は避難の呼びかけを終了することとし、周辺住民にお知らせする。
        世帯数 24世帯


・周辺環境調査
阿武隈川流入点前(水穴排水樋管)における水質検査を継続する。

 

(シアン化ナトリウムとは)

・金属メッキに使用される薬品

・毒物及び劇物取締法で毒物に指定されている

 

【問い合わせ先】

環境保全センター 電話番号:923-3400
保健所総務課 電話番号:924-2120

更新日:2019年10月17日