Vol.21 室井研一さん

JICA(独立行政法人国際協力機構)で派遣された途上国での経験を活かして、郡山の企業の海外進出をサポートする室井さん。派遣先で感じたことや今後の目標を伺いました。

室井研一さんの顔写真

プロフィール

郡山市大槻町出身の34歳。尚志高校卒業後、国際武道大学に進学し、授業の一環でオーストリアなどを訪問。現地で弓道を教えたことをきっかけに、海外での仕事に興味を持ち、卒業後、JICA海外協力隊に参加した。

現在は、JICAが市町村単位で初めて設けた「JICA郡山デスク」に勤務し、地元企業の海外進出をサポートしている。

インタビュー

日本企業と途上国の橋渡しを

室井さんが子どもたちにバスケットボールのルールを説明している写真

▲初めて学ぶバスケットボールのルールに興味津々

JICA海外協力隊でモロッコとヨルダンに2年ずつ派遣され、体育教師として各地の学校を巡りました。途上国の子どもたちは、何を教えても興味津々で、教師としてその学ぶ姿勢に刺激を受けました。

また、私が派遣先で見たのは、住民の生活を支える日本の技術のすばらしさです。電気や水道なども安定供給できない環境で途上国の人々に寄り添い、共に発展を目指す日本企業の姿に感銘を受けました。

郡山にも、途上国の生活を助ける優れた技術を持つ企業が多くあります。猪苗代湖から水を引く安積疏水の技術もその一つです。水不足や農地開拓の問題がある中で、安定して水を供給するための手本になります。実際に、途上国から多くの研修員が郡山を訪れ、安積疏水の歴史や開拓者の技術を学んでいます。

ベトナム調査団が現地進出企業から説明を受けている写真

▲ベトナムに進出した企業から話を聞く視察団

現在、私はJICA郡山デスクとして、市内や県内の企業の海外進出をサポートしています。

今年9月には、海外に興味を持った東北の企業の皆さんとベトナム視察に行きました。ベトナムには販路開拓の成功事例があります。視察後、企業の皆さんは、現地での物流や人材の雇用など、海外での事業所展開に向けてより具体的なイメージを持てたようです。

世界には、日本の技術を必要とする国がたくさんあります。そのような国と郡山をはじめとする日本の企業をマッチングし、世界全体が豊かな社会になるように、その一翼を担いたいです。

(広報こおりやま2019年12月号より。内容は当時のもの)

この記事に関するお問い合わせ先

政策開発部広聴広報課

〒963-8601 福島県郡山市朝日一丁目23-7
電話番号:024-924-2061 ファックス番号:024-924-3180

更新日:2019年12月01日