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【作品紹介】雪村周継《四季山水図屏風》【高精細デジタル映像】

ページID:0145257 更新日:2025年3月28日更新 印刷ページ表示
雪村周継作品紹介

雪村周継《四季山水図屏風》【高精細デジタル映像】

雪村周継筆《四季山水図屏風》は、郡山市立美術館が所蔵する室町時代から桃山時代に描かれた貴重な水墨画です。
今回、作品の保護、そしてより多くの人への鑑賞機会を提供するため、《四季山水図屏風》の超高精細デジタル化を実現しました。

【《四季山水図屏風》について】
雪村の晩年を代表する貴重な作品で、六曲一双の中央部に湖水の広がりを置き、左右に湖岸と山と建物を配する構図となっています。
右隻には春から夏の景、左隻には秋から冬の景が描かれ、自由闊達な筆さばきや、巧みに施された墨の濃淡によって、四季折々の深遠な山水の様がみごとに表されています。
中国の「瀟湘八景」に由来する風光明媚な風景を画面に取り入れながら、雄大な自然とともに生きるひとびとの姿を丁寧に描いています。

【高精細デジタル化事業について】
専用のスキャナーを使用し、非接触でのスキャニングにより、美術作品を劣化させる事なく、高精細画像を取得するもので、微細な凹凸や質感、色彩を忠実に再現する事が可能なデジタルデータとして作品をデジタル化し保存するものです。
また、高精細デジタル化により、長期保存による作品価値の維持、データを活用したデジタル展示や詳細な画像を用いた解説映像の制作、複製画の製作などの活用を可能とするものです。