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アニメーション美術の創造者 新・山本二三展
アニメーション美術の創造者 新・山本二三展
『天空の城ラピュタ』(1986)、『火垂るの墓』(1988)、『もののけ姫』(1997)など、数々の名作アニメーション映画で美術監督を務めた山本二三(やまもとにぞう)(1953-2023)。
1978年、24歳の若さで『未来少年コナン』の美術監督に抜擢された山本は、確かな画面構成と精緻な描き込みにより、その後も高畑勲・宮崎駿の両監督を支え続けます。彼の才能は後に続く若い映画監督たちをも惹きつけ、細田守監督の『時をかける少女』(2006)、新海誠監督の『天気の子』(2019)における名シーンにも貢献しました。
本展では、初期から最新作までの手描き背景画に加え、制作の過程で生み出される未公開の美術設定やイメージボード、制作用具など約220点を紹介します。山本二三の詩情豊かな背景美術の世界をご覧ください。
●会 期 2025年9月13日(土曜日)〜11月9日(日曜日)
●時 間 9 時30 分〜17 時00 分(展示室への入場は16 時30 分まで)
●休館日
毎週月曜日(9月15日、10月13日、11月3日は開館、9月16日、10月14日、11月4日は休館)
●会 場 郡山市立美術館 1階企画展示室
●観覧料
一般 1,000(800)円、高大生・65歳以上 700(560)円
※( )内は20 名以上の団体料金
※中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方は無料
※企画展チケットで常設展の鑑賞も可
※前売り券の販売はありません。
●主 催 郡山市立美術館
●協力 絵映舎、日東電工
●企画 神戸新聞社
