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郡山市とエッセン市の連携交流について(令和5年度)
エッセン市からインターン生が来日しました(令和5年度)
ドイツ連邦共和国ノルトライン-ヴェストファーレン州エッセン市に所在するアルフリート クルップ財団は、毎年、エッセン市の50名の青少年 (15~17歳) に対し、海外企業における実地の職業研修の奨学金を支給しています。アルフリート クルップ財団により1998年に創設された本プログラムは、エッセン市経済振興公社により、企画・運営され、これまで1,000名を超える奨学生が35か国300社に上る企業で研修を行っています。郡山市では次代を担う青少年を受け入れ、エッセン市民に対する本市認知度の向上、受入企業のグローバル化を促進するとともに、両市の交流促進、産業振興を図ります。なお、今回のインターンシップの受け入れは国内初の試みであり、今年度の欧州連合圏外へのインターン生の派遣は、ベトナム、フィリピン及び日本を予定しています。
<郡山市とエッセン市の連携交流>
2014年11月 福島県とドイツ連邦共和国ノルトライン-ヴェストファーレン州が再生可能エネルギーと医療機器関連産業分野における覚書締結
2017年11月 郡山市とエッセン市が欧州連合の国際都市間協力プロジェクトにパートナー都市として採択
2017年12月 郡山市とエッセン市が都市間協力に関する覚書締結
2019年 9月 教育と次世代の人材育成を連携分野に加えた「都市間協力の継続に関する合意書」を手交
2021年 9月 郡山市とエッセン市が欧州連合の国際都市地域間協力プログラムにパートナー都市として採択
2022年 9月 エッセン市訪問団が来郡し、欧州連合の国際都市地域間協力プログラムの連携協定に署名
研修日程
研修期間:4週間[来日: 2023年3月27日 (月曜日) 、離日: 2023年4月21日 (金曜日) ]
研修は平日 (月曜日から金曜日) 、土日祝日を除く。勤務時間は6-7時間程度 (9時00分-17時00分、昼休憩1時間を含む)
研修目的
(1) 企業の組織や実務を学び、実社会で働くということを経験する。
(2) ビジネスの相互関係の認識を高める。
(3) 異なる言語や異文化を理解し、社会的能力を培う。
インターン生概要
ベネディクト フレッド アーレ Mr. Benedikt Fred Ahle(17歳)エッセン市生まれ
ルイス ダウム Mr. Luis Daum(16歳)デュッセルドルフ市生まれ
受入企業と主なプログラム
研修期間 | 受入企業 |
---|---|
3月27日 (月曜日)~3月31日 (金曜日) 4月10日 (月曜日) ~4月21日 (金曜日) |
郡山市役所[産業観光部] 市内小中学校、高校等、駐日ドイツ大使館、株式会社エヌ・アール・ダブリュージャパン等] |
4月3日 (月曜日) ~4月7日 (金曜日) | フロンティア・ラボ株式会社 (多機能熱分解装置等製造) |
4月14日 (金曜日) | 株式会社東北村田製作所 (マンガン電池製造体験) |
4月19日 (水曜日) |
株式会社福島中央テレビ (地元メディア一日体験) |
小中学校・高校等でのプログラム
総合的な学習の時間 (国際理解教育) の一環として、ドイツの文化や日常生活、エッセン市の紹介や歴史、簡単なドイツ語会話、郡山とエッセンとの交流をインターンから発表 (パワーポイント、動画等使用) 等、小中学校の要望に合わせて実施
(1) 小学校:ドイツ語の挨拶、ドイツの文化や遊びを紹介、ドイツの文化や日常生活についてのクイズ、ドイツの文化や日常生活についてのクイズ、エッセン市紹介、郡山との交流
(2) 中学校:簡単なドイツ語会話、エッセン市の紹介や歴史、郡山との交流、ドイツの社会問題 (気候変動等)
(3) 高校:英語(通訳なし)によるエッセン市の紹介や歴史、郡山との交流、ドイツの社会問題 (気候変動等)、部活動交流