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JICA東北センター外国人研修員が安積疏水及び農業関連施設等を視察しました

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更新日:2024年6月14日更新 印刷ページ表示

JICA東北センター外国人研修員が安積疏水及び農業関連施設等を視察しました

開発途上国の農業農村開発実務担当者を対象とした灌漑施設の適切な維持管理運営改善のための実施能力向上を目的とするJICA東北センター課題別研修が郡山市で行われ、10ヵ国から11名の研修員が参加し、日本遺産に認定されている安積疏水関連施設や農業関連施設等を視察しました。

  • 日程 2024年6月3日~5日(3日間)

1日目 6月3日(月曜日)

JA福島さくら郡山カントリーエレベーターを訪れ、施設の概要や業務内容、使用機器についての説明を受けました。研修員からは、利用料金や事業形態について質問がありました。

カントリー

 

その後、JA福島さくら農産物直売施設「あぐりあ」に向かい、直売所の概要や農家による直接販売について説明を受けました。研修員は、農家への販売手数料や売れ残り商品の取り扱い等について熱心に聴いていました。

あぐりあ

 

JA福島さくらのWebサイト<外部リンク>

2日目 6月4日(火曜日)

安積疏水土地改良区事務所で安積疏水の歴史や仕組み等について説明を受けました。その後、水管理センターで自動運転を行う計器類を見学しました。研修員は、水路を管理する看護人制度や水路の状況をスマートフォンで把握できるシステムに感心していました。

講義管理センター

その後、上戸頭首工、田子沼分水工、十六橋水門、沼上発電所の4カ所を視察しました。上戸頭首工では、稲作には温かい水が適していることから、取水口を扇型にして太陽の光で温める仕組みについて説明を受けました。十六橋水門では、施設の歴史的な話やファン・ドールンの功績等の説明を受けました。研修員からは、ファン・ドールンのように、他国でも活躍できるような技術者を目指したいとの声もありました。

上戸田子沼十六橋水門沼上

 

安積疏水土地改良区のWebサイト<外部リンク>

3日目 6月5日(水曜日)

逢瀬町の稲作農家とのふれあいを行い、米作りについて学びました。研修員からは、品種の特徴や苗植え、栽培方法、米の販売価格などについて積極的に質問し、農家との交流を深めました。

お昼は、逢瀬いなか体験交流協議会による地元の食材を使用した手作り弁当を食べて、昔ながらの日本食を堪能しました。

田んぼお昼

 

研修の最後には、西田町のデコ屋敷本家大黒屋を訪れ、デコ屋敷の歴史や張り子の説明を受け、豆だるまの絵付け体験を行いました。それぞれが思い思いに豆だるまを制作し、郡山市の伝統工芸品に触れました。

デコ1デコ2

 

逢瀬いなか体験交流協議会のWebサイト<外部リンク>

デコ屋敷本家大黒屋のWebサイト<外部リンク>

参考資料

郡山市報道資料(JICA東北センター研修員による郡山市視察研修について) [PDFファイル/627KB]

関連リンク

日本遺産 未来を拓いた「一本の水路」(文化庁ポータルサイト)<外部リンク>

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