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column003【近藤哲氏】
身近に、気軽にクラシックコンサート
100万人のクラシックライブの財団は東京にあります。そこを拠点に北海道から沖縄まで全国でコンサートを開催しています。
私とコンサートとの出会いは、2015年の4月に会津若松のコンサートを初めて聴きに行き、クラッシックにあまり興味もなく、知識のない私がその素晴らしい演奏を身近に五感で感じ感動したことから始まりました。
そのコンサートの参加者は20名に満たない人数でしたので、こんなに素晴らしい間近で上質な生の音色に感動するコンサートを、私たちの地域のより多くの場所で、より多くの方々に感じて共感して頂きたいと思ったことが、積極的に取組むきっかけとなりました。
100万人のクラシックライブは、クラシック音楽になじみのない人たちにも、気軽に普段着で生の演奏のすばらしさを感じていただきたいと、次のように考えて活動をしています。
- 気軽に質の高いクラシック音楽とふれあい、間近で響きを感じていただき、クラシック音楽を楽しむ方々の感動の輪が広がり、文化風土がはぐくまれ、気軽な文化活動が日常の生活に溶けこんで行くこと。
- 本格的にヴァイオリンやピアノなどでクラシック音楽に取り組み、学んでいる若い演奏家に聴衆を前にして演奏する機会を提供することで、若い演奏家の可能性を追求し、将来性のある演奏家が育ってくれること。
- 地域の様々なスペースを活用してコンサートを開き、地域の人々の交流が図られコミュニティが活発化すること。
郡山市は「音楽都市」ですので、市民の方々が「楽都」を実感し、親しめる根っこをしっかりと広げて行きたいと思い、郡山を中心としたエリアでは、すでに50回のコンサートを開催しています。
これからの活動の大きな柱の一つとして郡山の方々に支援をお願いして、郡山市が力を入れている「ホールコンサート」とコラボしたコンサートの開催にも力を入れて行きたいと考えています。
最後に、新型コロナウイルスの一日も早い終息と普通の日常がやってくることを心より願っております。
100万人のクラシックライブコンサートとは!
日本全国47都道府県で毎日60人の方に参加いただいてコンサートを開催すると年間で100万人になります。その目標に向かって、全国そして郡山で活動をして行きます。
運営資金は、アレンジャーや有志による寄付で成り立っています。
コンサートの様子(イオンタウン)
コンサートの様子(柏屋青い窓)