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大正イマジュリィの世界 ~モダンデザインの饗宴~

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大正イマジュリィの世界 ~モダンデザインの饗宴~

大正イマジュリィの世界 ~モダンデザインの饗宴~

イマジュリィ”imagerie”は、イメージ図像を意味するフランス語です。

 本展では、本や雑誌の挿絵、装幀、絵はがき、ポスターなど、大衆性の高い版画や印刷物の総称として、このことばを用いています。技術革新を追い風に、出版文化が急速に発展した大正期、イマジュリィの世界も黄金時代を迎えました。当時、さまざまなイマジュリィを舞台に活躍したのが藤島武二、橋口五葉、竹久夢二ら新しい表現方法を模索していた画家たちです。彼らは同時代の美術界の動向と並走しながら、じつに多彩で魅力的な表現を生みだし、多くの人々の心をとらえました。こうした動きのなかで、やがて杉浦非水をはじめとするグラフィックデザイナーが誕生し、モダンデザインに大きな影響を及ぼしました。

 本展では、大正イマジュリィの多彩なデザインやイラストレーションの数々をご覧いただきます。さらに、郡山市立美術館が所蔵するイギリスの書物や版画作品などを併せて展示し、大正イマジュリィとの関わりにも触れます。時を経てもなお、輝きを増し続ける大正イマジュリィの抒情性やモダン感覚あふれる世界をぜひご堪能ください。

展覧会チラシ [PDFファイル/3.09MB]

出品目録 [PDFファイル/439KB]

展覧会概要

【展覧会名】大正イマジュリィの世界 ~モダンデザインの饗宴~
【会期】2024年9月7日(土曜日)~10月27日(日曜日)
【開館時間】午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
【休館日】毎週月曜日 ただし9月16日、23日、10月14日(月・祝)は開館、翌日休館
【観覧料】一般1,000(800)円、高校・大学生、65歳以上700(560)円
     ※( )は20名以上の団体料金、中学生、障がい者手帳をお持ちの方は無料
【主催】郡山市立美術館
【監修】山田俊幸(元帝塚山学院大学教授)
【協力】大正イマジュリィ学会
【企画協力】株式会社キュレイターズ

 

関連イベント

ミュージアムコンサート 
20世紀クラシック&モダン音楽への誘い
日時◎2024年10月26日(土曜日)18時30分開演
会場◎中央階段ホール(入場無料)
出演◎倉冨亮太(ヴァイオリン)倉冨礼加(ヴァイオリン)大塚菜々子(ピアノ)
応募締切◎10月4日(金曜日)必着

【お申し込み方法】次のいずれかの方法でお申し込みください。
Web 応募フォームからお申込みください。
はがき 1枚につき、1名様まで 
(1)氏名(2)郵便番号(3)住所(4)電話番号をご記入の上、
〒962-0666 郡山市安原町字大谷地130-2 「郡山市立美術館ミュージアムコンサー ト宛」 までお送りください。

 

講演会
大正イマジュリィの世界
日時◎2024年9月7日(土曜日)午後2時から
会場◎多目的スタジオ(入場無料)
講師◎山田俊幸氏(元帝塚山学院教授、本展監修者)

 

美術講座
大正イマジュリィモダンデザインの饗宴
日時◎2024年10月6日(日曜日)午後2時から

大正イマジュリィとイギリス美術
日時◎2024年10月20日(日曜日)午後2時から場所◎講義室(入場無料)

 

ギャラリートーク
日時◎9月21日(土曜日)・10月12日(土曜日)
   いずれも午後2時から
会場◎企画展示室(要観覧券)

映画会

●『女優須磨子の恋』 1947年/モノクロ/96分
令和6年10月13日(日曜日) 午後2時から(開場は30分前)​​
郡山市立美術館 多目的スタジオ(入場無料・申込不要) 
監督:溝口健二  
脚本:依田義賢  
原作:長田秀雄  
製作:松竹 
出演: 田中絹代(松井須磨子) 山村  聡(島村抱月) 

坪内逍遥を中心とする早稲田の演劇研究所では、島村抱月の「人形の家」を講演することになったが、ノラを演じられる役者がいないと悩んでいた抱月は、夫と別れたばかりの演劇研究所の所員・松井須磨子に出会う。厳しい稽古の末、須磨子の熱演により公演は好評を博す。そして、抱月と須磨子は恋に落ちていた。抱月は研究所も家庭も捨て、須磨子とともに芸術座を立ち上げるのだが…。 新劇草創期に名声をはせた実在の女優・松井須磨子の激しく奔放な愛を描く。
●『竹久夢二物語 恋する』​1975年/カラー/108分令和6年10月14日(月・祝) 午後2時から(開場は30分前)  ​
郡山市立美術館 多目的スタジオ(入場無料・申込不要) 
​監督:斎藤耕一 
脚本:加藤  泰  
原作:竹久夢二  
製作:松竹 
出演:北大路欣也(竹久夢二) 梶芽衣子(岸たまき) 中野良子(笠井彦乃) いけだももこ(お葉) 

大正ロマンティシズムの代表的存在である竹久夢二が芸術に憑かれ、自ら傷つき、女性を遍歴する半生を描く。原作は夢二の自伝小説『出帆』。脚本は「日本侠花伝」の加藤泰、監督は「再会(1975)」の斎藤耕一。 夭折の画家、竹久夢二の愛と芸術をロマンの香り高く描く、昭和50年度芸術祭参加作品。
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ページID:0120780 更新日:2024年8月22日更新 印刷ページ表示