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柴田敏雄(1949-)は東京藝術大学、同大学大学院で油彩画と版画を学んだのち、ベルギーのゲント市王立アカデミーに留学します。留学をきっかけに写真による制作を開始した柴田は、帰国後の1980年代後半以降、ダムや擁壁といった構造物が作り出す人工的な景観を重厚なモノクローム写真に定着させます。1992年に展覧会「日本典型」などによって第17回木村伊兵衛写真賞を受賞。⼤型カメラの持つ精緻な描写力と厳密な画面構成によって生み出された作品は、人工物と自然が共存する景観を緻密に捉えつつ、抽象的な造形美を描出し、国際的に高く評価されています。2007 年以降はカラー写真へと表現の軸を移し、さらなる展開がなされています。
代表作「日本典型」をはじめ、その作品群には東北の風景を捉えたものも数多く含まれますが、柴田は幼少期の一時期を福島県の会津で過ごしたことがありました。ゆかりのある地域においてはじめて開催する大規模な展覧会は、大きな意味を持つでしょう。
国内美術館19年ぶりの個展となる本展覧会では、初期から現在に至るまでの作品を精選し、約50年のキャリアに及ぶ作家の軌跡をたどります。
| 会 期 | 2027年1⽉31⽇(日曜日)〜3⽉22⽇(⽉曜日・祝日) |
|---|---|
| 会 場 | 郡山市立美術館 |
| 開館時間 | 午前9時30分~午後5時(最終入館 午後4時30分) |
| 休 館 日 | 毎週⽉曜⽇ (ただし3⽉22⽇[⽉・祝]は開館) |
| 観 覧 料 | 一般 1000(800)円 高校・大学生、65歳以上 700(560)円 ※( )内は団体料金 ※中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方は無料 |
| 主 催 |
郡山市立美術館 |
| 協 賛 | 株式会社シグマ、東京綜合写真専門学校 |
| 特別協力 | 川崎市市民ミュージアム、POETIC SCAPE |
| 協 力 |
株式会社アマナ、株式会社写真弘社、株式会社ユーホウ、鎌倉画廊、 ギャラリー・アートアンリミテッド、ツァイト・フォト、 有限会社イマジン・アートプランニング、Yoshiaki Inoue Gallery |
■クロストーク(1)(申込不要、入場無料)
日時:2027年2月20日(土曜日)午後2時~午後3時30分
登壇:柴田敏雄(写真家)、村越としや(写真家)
モデレーター:柿島貴志(POETIC SCAPE代表・ディレクター)
会場:多目的スタジオ
■クロストーク(2)(申込不要、入場無料)
日時:2026年3月6日(土曜日)午後2時~午後3時30分
登壇:柴田敏雄(写真家)、伊奈英次(写真家、東京綜合写真専門学校校長)
モデレーター:上野修(写真評論家)
会場:多目的スタジオ
■ギャラリーツアー(申込不要、要企画展観覧券)
日時:2027年1月31日(土曜日)午後2時~
講師:柴田敏雄(写真家)、当館学芸員
会場:企画展示室
■ギャラリートーク(申込不要、要企画展観覧券)
日時:(1)2027年2月28日(日曜日)(2)2027年3月14日(日曜日)各日午後2時~
講師:当館学芸員
会場:企画展示室