本文
ルーシー・リー(1902~1995)はウィーンに生まれ、のちにロンドンに移住し活動した陶芸家です。轆轤(ろくろ)によって生み出される優美で緊張感のあるフォルム、象嵌(ぞうがん)や掻(か)き落としなどによる独自の文様、釉薬のあたたかみのある色調、それらの作品が放つ繊細でありながら凛とした存在感は、多くの人々を魅了し続けています。
本展はルーシー・リーの没後20年を機に、初期から晩年に至る約200点の作品で彼女の足跡を辿り、その魅力と全貌に迫ろうとするものです。ルーシー・リーならではの造形世界をどうぞお楽しみください。
「モダニズムの陶芸家、ルーシー・リーの造形美」
講師:金子賢治さん(茨城県陶芸美術館長)
日時:1月30日(土曜日)午後2時から
場所:多目的スタジオ
「色が奏でる器たち」
講師:当館学芸員
日時:2月28日(日曜日)午後2時から
場所:講義室
講師:当館学芸員
日時:2月13日(土曜日)、2月27日(土曜日)、各日午後2時から
場所:企画展示室