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会期 | 2015年1月24日(土曜日)~3月22日(日曜日) |
開館時間 | 午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日 |
主催 | 郡山市立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会、福島民友新聞社、福島中央テレビ |
協賛 | ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜 |
協力 | ギャラリーせいほう |
観覧料 | 一般:800(640)円 高校・大学生:500(400)円 ()内は20名以上の団体料金 中学生以下、65歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方は無料 |
舟越保武は1912(大正元)年に岩手県に生まれ、盛岡中学時代にロダンに憧れて彫刻家を志しました。舟越は大理石や砂岩などの石による清楚な女性像で知られていますが、1950(昭和25)年以降は自らのカトリック信仰に裏付けられた宗教的主題の作品で独自のスタイルを確立しました。それらは崇高な美しさをたたえており、他の具象彫刻作品とは一線を画するものです。とりわけ、長崎市に設置された《長崎26殉教者記念像》や《原の城》、《ダミアン神父》は、彼の代表作というだけでなく、戦後日本の彫刻を代表する重要な作品の一つといえるでしょう。
1987(昭和62)年に病気のために右半身不随となりましたが、その後10余年にわたり左手で制作を続け、それまでとは異なる迫力を持つ作品を生み出しました。
本展は、岩手県立美術館所蔵の舟越保武作品と国内の代表的な作品、およびご遺族が所有されている未公開のものを含む多数のドローイング等によって、舟越保武の生涯にわたる彫刻の仕事を改めて回顧し、新たな視点によってその芸術の本質を捉えなおそうとする試みです。
「舟越保武と祖父・萩原朔太郎の像について」
講師:萩原朔美氏(多摩美術大学教授)
日時:2015年2月1日(日曜日)午後2時から
会場:多目的スタジオ(参加無料)
「舟越保武と《長崎26殉教者記念像》」
講師:当館学芸員
日時:2015年2月7日(土曜日)午後2時から
会場:講義室(入場無料)
「舟越保武の仕事」
講師:当館学芸員
日時:2015年3月22日(日曜日)午後2時から
会場:講義室(入場無料)
講師:当館学芸員
日時:2015年1月24日(土曜日)、2月11日(水曜日、祝日)、2月28日(土曜日)
会場:企画展示室(観覧券が必要です)
「殉教血史日本二十六聖人、われ世に勝てり」
日時:2015年2月22日(日曜日)、3月15日(日曜日)、各日午後2時から
会場:多目的スタジオ(入場無料)