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ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ(1759~1840)は、フランスの宮廷画家であり植物画の巨匠と称されています。ベルギー生まれのルドゥーテは、パリで植物画の基本を身に付けた後、フランス王朝ルイ16世の時代に王妃マリー=アントワネットお抱えの植物画家となり、フランス革命後にはナポレオン一世の后妃ジョゼフィーヌの下で活躍しました。「花のラファエロ」、「バラの画家」と絶賛されたルドゥーテの植物画には、植物学に基づく精緻さのみならず豊かな芸術性が備わっています。そして、現在でも世界中の人々を魅了し続けています。
本展覧会では、ルドゥーテの代表作となる銅版画傑作集『美花選』を中心に、貴重な水彩画を含めた214点が出品されます。ルドゥーテの優れた業績を紹介するとともに、見る人の心に潤いをもたらすことを願って、花々の普遍的な魅力にあふれた作品を展覧します。
会期 | 2011年9月3日(土曜日)~10月23日(日曜日) |
開館時間 | 午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日 9月19日(祝日・月曜日)開館、翌20日(火曜日)休館 10月10日(祝日・月曜日)開館、翌11日(火曜日)休館 |
主催 | 郡山市立美術館 |
後援 | ベルギー大使館 |
観覧料 | 一般:800(640)円 高校・大学生:500(400)円 ()内は20名以上の団体料金 中学生以下、65歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方は無料 |