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長い時を経たように風化した絵肌、空中を舞う花びら、浮遊する人物、天空の音楽が漂うがごとき画面-有元利夫の絵画は観る者を惹きつける不思議な魅力にあふれています。「ロマネスクな異色新人」として画壇に新風を吹き込んだ有元は1985(昭和60)年に38歳という若さで急逝しました。たった10年ほどの制作期間であったが、その死後においてもますます評価は高まりを見せています。
本展覧会は「10年の奇跡」ともいえる有元独自の芸術世界を、絵画、版画、素描、立体等の主要な作品で紹介します。
会期 | 平成22(2010)年1月30日(土曜日)~3月22日(月曜日・祝日) |
開館時間 | 午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(3月22日は開館、翌日休館) |
主催 | 郡山市立美術館 |
協力 | 三番町小川美術館 |
企画協力 | 産経新聞社/イデア・ジャポン |