本文
1986年に創立されたピクサー・アニメーション・スタジオは、常に心温まる感動で作品をつづり、私たちに夢を与え続けてきました。
これまでの長編作品、『トイ・ストーリー』『バクズ・ライフ』『トイ・ストーリー2』、それに『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』『Mr.インクレディブル』は、もはやアニメーション映画という域を超え、現代の「おとぎ話」として、世界中の子供たち、そして大人たちの心に残っています。色あせることのない暖かな輝きをもつこれらの作品は、これからも永遠に愛されていくことでしよう。
ピクサーが創立20周年を迎える2006年夏、世界にまた一つ新しいおとぎ話『カーズ』が誕生しました。
郡山市立美術館にて、アニメーションの常識を塗りかえてきたピクサーの集大成となる展覧会、「ピクサー展~『トイ・ストーリー』から最新作『カーズ』まで~」を開催します。
昨年12月のニューヨーク近代美術館を皮切りに、英国科学博物館へと巡回した本展は、いずれの会場でも大好評を博しました。
今回、ピクサー・アニメーション・スタジオとニューヨーク近代美術館の協力により、『カーズ』の公開とあわせた注目の日本開催が実現しました。
ピクサーの類いまれな芸術性と創造性に光をあてる本展では、映画のストーリーやキャラククー、世界観などを確立するために製作されたコンセプト・アート、スケッチ、ストーリーボード、カラースクリプト、マケットなど数多くの作品を初公開します。
世界に1点しかない本展のコレクションから、お馴染みのキャラククーや世界のコンセプトが、最終的に映画作品として完成されていく過程がおわかりいただけるでしょう。
会期 | 2006(平成18)年9月2日(土曜日)~10月9日(祝日) |
開館時間 | 午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)夜間開館:9月30日(土曜日)以降の土曜日、日曜日、祝日 |
休館日 | 毎週月曜日 |
主催 | 郡山市立美術館、福島テレビ、ピクサー展実行委員会 |
協力 | ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)、全日空 |
特別協賛 | 東北電力、東京電力 |