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出光美術館の貴重な所蔵作品の中から、桃山時代から江戸時代中期までの厳選された名品を展示いたします。
戦国時代を経て、西欧からの刺激を受けての大きな社会変化が背景となっていたこの時代。美術工芸の世界では、中世から培われてきた手法・デザインが自由に解釈され、使い分けられて、たくましい生命力をもった作品が数多く生まれました。それは、壮厳さと強烈な視覚的効果をともなう桃山様式となり、またその中で宗達の琳派は、平安の王朝文化を蘇らせました。
この展覧会では、そのきらびやかで豪快な装飾性をともなって復活した「京都」という平安の「雅び」な世界を見ていきます。作品は、金の障屏画や宗達の絵画、斬新なデザインによる仁清・乾山の工芸品、そして光悦の書を中心にした約70点を紹介いたします。
会期 | 2004年9月11日(土曜日)~10月24日(日曜日) |
開館時間 | 午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(9月20日、10月11日は開館、9月21日、10月12日は休館) |
主催 | 郡山市立美術館 |
協力 | 出光美術館 |
観覧料 | 一般:1000(800)円 高校・大学生:500(400)円 ()内は20名以上の団体料金 中学生以下、65歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方は無料。 |