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ゴジラの時代展


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ゴジラ

―ゴジラ生誕50周年記念― ゴジラの時代展

 

ゴジラは、戦後の日本を代表する映画の主役として、国内だけでなく世界中の人たちにも親しまれているキャラクターです。誕生以来、ゴジラはキャラクターグッズ、写真集をはじめ、最近では様々なゴジラ論も出回るほど、アニメやマンガ同様に日本の社会や文化に影響を与えています。

1954年、映画の作り手達はこの年に起こるビキニ環礁沖の水爆実験によって被爆した第五福竜丸事件をきっかけに、放射能によって古代の恐竜が甦るというストーリーを考えました。ゴジラは我々の生活や文化を驚かす恐怖の象徴として生み出されたのです。その後、時代は高度成長、宇宙開発、公害、バブル経済の崩壊からIT時代へと移り変わり、ゴジラはある時に地球を守る守護神として、またある時は子ども達のアイドルとして、時代とともにスクリーンに登場し続けました。

ゴジラの魅力は、ストーリーもさることながら、特殊撮影技術の素晴らしさにあります。プロデューサーをはじめ、監督、脚本家、特殊技術、特殊美術、造形作家らが一体となって作り上げるゴジラは、いわば総合芸術の一つと言えるでしょう。

本展では、戦後から現在に至る時代を通して、「ゴジラ」が社会の中でどのような変貌を遂げてきたのかを振り返るとともに、ゴジラ映画の魅力と日本人独特の怪獣の造形美を、シナリオ台本、関連ポスター、撮影用ゴジラ、特撮技術に使用された造形模型に映像を交え、さらに特技監督として活躍した福島県須賀川市出身の円谷英二にもスポットを当てながら紹介します。

企画展
会期 2004年7月17日(土曜日)~8月29日(日曜日)
開館時間 午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)夜間開館:毎週土曜日は午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
休館日 毎週月曜日(7月19日は開館、20日は休館)
主催 ゴジラの時代展郡山実行委員会、郡山市立美術館、TUFテレビユー福島
企画・監修 川崎市岡本太郎美術館
協力 東宝株式会社、株式会社東宝映像美術、株式会社円谷プロダクション、円谷英二プロジェクト、有限会社ヴィショップ、西村祐次(M1号)、都立第五福竜丸展示館、川崎市市民ミュージアム、ゴジラ足跡プロジェクト(今井紀彰、前田道路株式会社)
特別協力 酒井ゆうじ(酒井ゆうじ造形工房)
観覧料 一般:1000(800)円 高校・大学生:500(400)円
()内は20名以上の団体料金
  中学生以下、65歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方は無料

 


ページID:0019775 更新日:2004年7月17日更新 印刷ページ表示