郡山の美術とであう

郡山の美術とであう　遺された画家の筆跡、素材と質感の魅力

本展では、郡山市立美術館のコレクションを通して、作品の技法と素材に着目します。表現と密接にかかわる筆づかいや、素材の持ち味が豊かに感じられる所蔵品を選りすぐり、現在郡山を中心に活躍する作家の作品とあわせて展示します。ぜひ実際の作品を見て、さまざまな技法と素材がかたちづくる質感の魅力を発見してください。

「郡山の美術とであう」――本展の前半部分では、長きにわたり広く地域の文化発展に貢献した、横田治右衛門（1880－1958）のコレクションをご覧いただきます。郡山の旧家に生まれた横田は、東京で洋画を学ぶなど美術に造詣が深く、家業を営みながら同時代の画家たちと交流し、多くの美術品を収集しました。また、大正期から美術雑誌『美術春秋』の発行に力を注いだほか、郡山における美術運動の推進に大きな刺激を与えました。明治期に郡山に滞在して絵筆をふるった春日光親（鉄山）をはじめ、横田がであい、愛蔵した美術品の一部をご紹介します。

関連イベント

アーティストトーク1

• 日時：9月20日（月曜日・祝日）午後2時から（延期）
  10月10日（日曜日）午後2時に変更になりました
• 講師：大石尚氏（彫刻家）、中村亞都子氏（画家）
  （聞き手：当館学芸員）
• 場所：多目的スタジオ（定員50名）

アーティストトーク2

• 日時：9月23日（木曜日・祝日）午後2時から（延期）
  10月3日（日曜日）午後2時に変更になりました
• 講師：野口和洋氏（版画家）、齋藤ナオ氏（画家）
  （聞き手：当館学芸員）
• 場所：多目的スタジオ（定員50名）

スライドトーク1

• 日時：9月11日（土曜日）午後2時から（延期）
  10月2日（土曜日）午後2時に変更になりました
• 講師：当館学芸員
• 場所：多目的スタジオ（定員50名）

スライドトーク2

• 日時：10月9日（土曜日）午後2時から
• 講師：当館学芸員
• 場所：多目的スタジオ（定員50名）