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【健康コラムVol.12】学ぼう!健診結果の見方!

3 すべての人に健康と福祉を
ページID:0104547 更新日:2024年3月13日更新 印刷ページ表示

こんにちは。保健所健康づくり課の保健師です。

皆さんは、1年に1回、健康診査を受けていますか?
健診は受けるけど、結果は机の中にしまい込んだまま、というそこのあなた!
健診結果は、1年間の生活習慣の「答え合わせ」のようなもの。
受けっぱなしはもったいない!健診結果の見方のコツ、お知らせします!

Step1 基準範囲外及び年々悪化している検査項目をチェック!

まずは、生活習慣病予防を目的とした主な検査項目とその基準値を見てみましょう。
あなたが注意したほうがよい、リスクがわかります。

検査項目

※基準範囲内及び受診勧奨の数値は「厚生労働省健康局『標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)』」をもとにしています。 要指導の数値は「保健指導判定値」を記載しています。
 郡山市の健診は上記の値を使用していますが、会社等の健診や治療の目安の値とは異なる場合がありますので、ご注意ください。

「動脈硬化」とは??

 血圧や脂質の項目に頻繁にでてくる「動脈硬化」、気になりますよね?
 動脈硬化は、内臓脂肪の蓄積や体重増加により、血糖や中性脂肪、血圧等の上昇をもたらし、様々な形で血管を損傷することで引き起こされます。 
 動脈硬化が進行すると、「心血管疾患」「脳血管疾患」「腎不全」を招き、死亡や介護の要因となることもあります。

「腎不全」を招く「CKD(慢性腎臓病)」は、日本人の8人に1人が罹患しているといわれる「国民病」です。高血圧、糖尿病、脂質代謝異常の悪化により、動脈硬化が進行し、腎臓の組織が傷つけられ、人工透析が必要になったり、心筋梗塞、脳卒中の危険因子となるのです。

Step2 チェックがついた項目について、注意度を確認する!

基準範囲からどの程度離れているかで、判定と対応が変わってきます。
健診判定とその対応を参考にしてください。

健診判定

「特定保健指導」を利用しよう!!

健診判定とは別に、特定健診では「保健指導レベル」を記載しています。
これは、内臓脂肪の蓄積があり生活習慣病のリスクが高い場合に「積極的支援」「動機づけ支援」と判定し、健康づくりの専門家(保健師・管理栄養士等)による保健指導をおすすめするものです。

「生活習慣の改善」って何からしたらいいのか、わからないこともありますよね。Step3では項目ごとにアドバイスを掲載しています。

Step3 数値改善のため、生活習慣の改善に取り組む!

Step1でチェックのついた項目から、以下のアドバイスを参考に、いまからできる健康づくりを始めてみましょう。

生活習慣病の改善

いかがでしたか?
健診結果を身近に感じることができたでしょうか。
健診は、自分の身体と生活習慣を客観的に見直すチャンス!
健診結果を活かして、健康づくりの味方にしましょう!

このコラム以外にも、健康に関する情報をウェブサイトで紹介していますので、ぜひご覧くださいね。