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【〇〇×健康!Vol.10】まちづくり×健康!

3 すべての人に健康と福祉を
ページID:0119695 更新日:2024年8月22日更新 印刷ページ表示

「あっ、これって実は健康につながっている!」
そんな情報を紹介する「〇〇×健康」。
今回は「まちづくり×健康」をご紹介します。

めざせ!ウォーカブルなまちづくり

 世界中の多くの都市で、街路空間を車中心から”ひと中心”の空間へと再構築し、道路や公園などの公共空間を使って、人々が集い、憩い、多様な活動を繰り広げられる場へとしていく取組が進められていることをご存じでしたか?

 これらの取組は、ひと中心の豊かな生活空間を実現させるだけでなく、治安の向上や地域産業の振興、観光客の増加や健康寿命の延伸、孤独・孤立の防止ほか、様々な地域課題の解決や新たな価値の創造につながります。

 近年、国内でもこうした街路空間の再構築・利活用の取組が進められており、国土交通省では、2020(令和2)年度から広場等の整備や修復・利活用、滞在環境の向上に資する取組を重点的・一体的に支援し、「居心地が良く歩きたくなる」まちなかづくりを推進する事業を創設しました。

国土交通省 WALKABLE PORTAL<外部リンク>

歩きたくなる空間

ウォーカブル推進都市

 国土交通省は、「居心地が良く歩きたくなる」まちなかの形成を目指し、国内外の先進事例などの情報共有や、政策づくりに向けた国と地方とのプラットフォームに参加し、ウォーカブルなまちづくりを共に推進する「ウォーカブル推進都市」を募集しています。

 その基本的な考え方である”WEDO”(下図参照)に賛同する381都市が登録されており(2024年7月31日現在)、郡山市も2019(令和元)年10月に賛同しています。

居心地が良く歩きたくなるまちなかのイメージ

郡山市が進める「まちづくり×健康」の取り組み

 本市では、郡山駅西口エリアを中心に民間事業者や地域の商工団体を中心に、公民連携でエリア価値向上に向けて取り組む団体として、2022(令和4)年12月に「こおりやま公民協奏エリアプラットフォーム」を立ち上げました。

 また、この団体を継続的に活動させ、公民協奏によるウォーカブルなまちづくりを目指すため、2023(令和5)年2月にエリアプラットフォームの代表団体である「一般社団法人ブルーバード」を都市再生推進法人に指定しました

 都市再生推進法人には、まちづくりの担い手として、行政や民間デベロッパー等と協働し、エリアの課題解決に向けた話し合いや社会実験などの取組を展開することが期待されます。

都市再生推進法人の指定について

協定締結

これまでの主な取り組み

1 市民を対象とした「まちづくり勉強会」

 全国各地で活躍しているまちづくりのスペシャリストを招き、継続的なエリアマネジメントを目指し「まちづくり勉強会」を実施しています。

 今年度は、『⻘豆ハウス』や『都電テーブル』を展開してきた青木純さん、『シェアアトリエつなぐば』を運営してきた小嶋直さんと松村美乃里さんを講師としてお招きし、郡山駅西口エリアの価値やあり方などをみなさんと考えてきました。

 今後も、2か月に1度開催していきますので、奮ってご参加ください!

こおりやま公民協奏エリアプラットフォームトークイベント Vol.1

こおりやま公民協奏エリアプラットフォームトークイベント Vol.2

講演の様子

2 若者居場所づくり社会実験

 まちなかにおける若者の居場所づくりやまちなかの賑わい創出に向け、公共空間等の利活用を検証する社会実験を実施しました。企画等の提案から実際の管理運営までを市内の高等学校・専修学校の生徒と連携し、以下4グループに分かれて取り組みました。今年度も、10月に新たなメンバーで同様の企画を実施予定です。

若者居場所づくり社会実験
1 あつかふぇ 気軽に立ち寄れ映えるカフェ

2

クラフト部 映えるイルミネーション
3 MKS 趣味について語り合える交流スペース
4 ちょっと大人な秘密基地 リラックスできる休憩スペース

「若者居場所づくり」社会実験

来客集合 活動写真

3 電動キックボード社会実験

 昨年度に続き、新たなモビリティの安全性や有効性検証及びまちなか活性化を目指した、電動キックボードシェアリングサービスの実証実験を実施しています。

 ・期  間:2024(令和6)年7月23日~11月30日
 ・運用台数:20台
 ・ポート数:12か所
 ・料  金:ライド開始から30分まで300円 以降1分毎に10円(貸出時間7時~22時)

※詳細は下記市ウェブサイトにてご確認ください。

電動キックボード利用の社会実験第2弾を開始します

キックボード

「歩きたくなるまち」で健康に!

 「居心地が良く歩きたくなるまち」になることは、歩く機会や歩数が増えることが期待できます。歩くことは生活習慣病の予防やストレス解消など、様々な健康効果があるといわれています。

 本市では、すべての市民が心豊かに生きいきと暮らすことができるよう、みんなで健康づくりを推進する計画として「第三次みなぎる健康生きいきこおりやま21」を策定しており、その中で「1日あたりの歩数」の目標を定めています。

1日あたりの歩数目標
評価指標

現状値
(2021)

目標値
(2033)

1日あたりの歩数

20歳~60歳代 男性 5,493歩 7,500歩
女性 3,756歩 6,500歩
70歳代 男性 4,343歩 5,500歩
女性 3,464歩 5,500歩

第三次みなぎる健康生きいきこおりやま21

 今後もウォーカブルなまちづくりをとおして、健康へ貢献していきます!