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健康増進普及月間・食生活改善普及運動
9月は「健康増進普及月間」です。「食生活改善普及運動」もあわせて実施しています。
1に運動! 2に食事! しっかり禁煙! 良い睡眠!
平均寿命は著しく延伸していますが、人口の高齢化や社会の急激な変化等に伴い、糖尿病、がん、心臓病、脳血管疾患等に代表される生活習慣病の増加等が大きな問題になっています。
これらの生活習慣病は、日常生活のあり方と深く関連しており、健康の保持・増進を図るためには、運動習慣の定着や食生活の改善といった健康的な生活習慣の確立が重要です。
国は、令和7年9月1日から30日までの1か月間を「健康増進普及月間」としています。また、あわせて「食生活改善普及運動」も実施しています。
この機会に、生活習慣病の特性や運動・食事・禁煙などの生活習慣の改善の重要性について理解を深め、自分の生活を見直して、自分に合った健康づくりに取り組んでみませんか?
1 運動(毎日10分の運動をプラス)
今より10分多く体を動かすだけで健康寿命を伸ばせます!
歩くことからはじめてみませんか?
日本人の歩数の現状では、1日平均で、男性で8,202歩、女性で7,282歩(平成9年度国民栄養調査)であり、厚生労働省では最近10年間の歩数の増加傾向を考慮して当面10年間の目標として、男女とも今より1,000歩の増加を目指しています。1,000歩は約10分の歩行で得られる歩数であり、距離としては600~700mです。
郡山市の日常生活における歩数をご覧ください(表1)。日本人の1日平均を大きく下回っています。
日常生活で1日10分程度歩くだけで十分に有効な運動になります。
例えば、こんな方法はいかがでしょうか。
健康ウォーキングガイド「遊・悠・友と歩こう元気路」を使って、市内を散策する。
市民の皆様から応募頂いた、市内を歩く全35コースを紹介しています。「お勧めのポイント」なども参考にウォーキングを楽しんでください。
歩数計をつけて歩いてみる
1日1500歩多く歩くことと、15分多くからだを動かすことは同じです。しかも、これを1年間続けると、食事の量を変化させなくても2キログラム~3キログラムの減量が可能といわれています。まずは歩数計をつけて、自分が毎日どの位歩いているかを確認してみましょう。
2 食事(おいしく、バランスよく)
生活習慣病予防のためには、食事も大切です。次の食生活のポイントを参考に日頃の食生活を考えてみましょう。
Point1:バランスの良い食事
主食・主菜・副菜をそろえることは、健康的な食事の第一歩です。主食・主菜・副菜がそろう食事を意識しましょう。
Point2:毎日プラス1皿の野菜
大人が1日に必要な野菜の摂取量は350gです。これは日本人の平均摂取量(280g)にもう1皿(70g)加えた量に相当します。
Point3:おいしく減塩1日マイナス2g
目標は現在の摂取量から-2gです。だし、柑橘類・香辛料等を使って、おいしく減塩しましょう。
Point4:毎日のくらしwithミルク
20~30代の3人に1人が牛乳・乳製品をとっていません。カルシウムとたんぱく質がバランスよく含まれる牛乳・乳製品をとりましょう。
Point5:毎日のくらしに果物を
大人が1日に必要な果物の摂取量は、200g(みかん2個程度)です。手軽に果物を日々の暮らしに取り入れましょう。
第四次郡山市食育推進計画(市民版) [PDFファイル/6.9MB]
3 禁煙(禁煙でタバコの煙をマイナス)
たばこを吸うことは、健康を損なうだけでなく、肌の美しさや若々しさを失うことにもつながります。また、周囲のたばこの煙を吸う受動喫煙でも同様です。禁煙はもちろん、受動喫煙のない生活を目指しましょう。
医療機関で禁煙治療が受けられます。禁煙したいと思った時に、相談してみるのも一つの方法です。
4 睡眠
心身の健康のために、個人差を踏まえて質・量ともに十分な睡眠をとりましょう。
睡眠の不調、睡眠休養感の低下を感じる時は、病気が潜んでいることもあるので要注意です。
あなたの睡眠の質大丈夫ですか?<外部リンク>
関連リンク
健康日本21アクション支援システムWebサイト<外部リンク>