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蛇口からでる水道水の水質(色や臭い、味など)について教えてください。

ページID:0005666 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

色や臭いなどケース毎の説明

水の色が赤い場合

  1. 使い始めだけに色が付く場合は、長い時間家の中の配管に滞留したことにより、管内に付着した鉄さびが流れ出たためと考えられます。
    鉄は人体の必須元素で、過剰摂取した場合でも大部分が排泄されますので、重大な健康障害を起こすことはありません。気になる時は出始めの水をしばらく流してから使うことをおすすめします。
  2. 常に赤い水が出る場合は、家の中の配管全体が老朽化し、さび付いていることが考えられます。
    その場合は、家の中の配管をお取り替えすることをおすすめします。
    取替えする場合は、屋内配管に使用される管は多種ありますので、その特徴を理解した上で選ぶことが大切です。

水が白く濁っている場合

蛇口からでた水が白く濁って見えるほとんどのケースでは、しばらく置いておくと色が消えてしまいます。
これは圧力がかかった水道管のなかで水に溶けていた空気が、蛇口を開けることにより開放され気泡となることにより見られる現象で、衛生的には全く問題ありません。

水が青い場合

浴槽やタオルが青くなるケースでは、配管に使われている銅が溶けだし、浴槽やタオルに付着している石鹸や汚れの成分と反応し、青色のいわゆる「銅石鹸」が生成したことが考えられます。
容器やタオルに石鹸や汚れが残らないようにこまめに洗浄していれば大丈夫です。

水まわりが桃色になる

空気中の雑菌が浴槽やトイレなどの水まわりで繁殖し、桃色や赤の色素を産出したことが考えられます。
これらの雑菌は病原菌ではありませんが、こまめに清掃することと日頃から換気をよくして湿気を減らすことにより予防することができます。

水まわりに白いものがつく

水道水が蒸発した後に残ったカルシウム、マグネシウム等のミネラル分と考えられます。
やかんや加湿器の噴き出し口などの水の蒸発・乾燥が繰り返される部分に白く付着していきます。
こまめに清掃することをおすすめします。

塩素臭い

水道の水を安全にするために、塩素による殺菌を行っているためです。
どうしても塩素の臭いが気になる場合は、いったん水を沸騰させると臭いはなくなります。

灯油臭い

外の灯油のタンクや配管から灯油が漏れ、土中の水道管が灯油で浸されて中の水道水に臭いが付いたことが考えられます。
その場合は、油の浸透した土を取り替え、臭いが消えるまで水を流してください。
灯油タンクや配管は水道管と離れた位置に設置することをおすすめします。

金属的なにおいや味がする

家の中の配管に、鉄や銅などの金属が使用されている場合は、朝の出し始めなど管内に長時間滞留した水に金属のにおいや味が付いていることがあります。
長時間滞留した水はしばらく流してから利用した方がよいでしょう。

(注意)給水栓において、給水区域内の色度、濁度、残留塩素(消毒効果)について、毎日測定していますので安心してご利用いただけます。ただし、臭い、味につきましては、公定検査が官能法であるため、その時の体調等により個人差が生じる場合もあります。