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006 安積疏水からレーベルを命名。音楽家と聞き手をつなぐ水路のような存在でありたい。【高橋晃浩氏】

ページID:0004388 更新日:2021年12月3日更新 印刷ページ表示

 

006 安積疏水からレーベルを命名。音楽家と聞き手をつなぐ水路のような存在でありたい。【高橋晃浩氏】

高橋晃浩氏の顔写真

2020年、福島限定音楽レーベル「ソスイレコード」を立ち上げました。レーベルとはいわゆるレコード会社のようなもので、福島県出身、福島県在住、福島県ゆかりの音楽家の作品だけを扱うことをコンセプトとしています。2021年5月にはポップス系の14組のアーティストの音源を収録したCD『So Sweet Songs』を発売しました。制作資金はクラウドファンディングで募り、新型コロナウイルスの感染拡大で活動の機会を失ったアーティストや彼らが出演するライブハウス、音楽と関わりの深い飲食店などを支援するため、売上はアーティストや販売店に100%還元しています。

レーベル名の「ソスイ」は言うまでもなく安積疏水から拝借しています。明治時代初期に猪苗代湖から水を引き安積野の開拓に大きな役割を果たしたその存在にあやかり、音楽家と聞き手をつなぐ水路のような存在でありたいと思い名付けました。また、自らの故郷愛を表明する想いもありました。

父が聴くクラシックやラテン音楽、母が歌う歌謡曲、兄が好きな流行りのヒットソング、祖母が嗜む御詠歌や大正琴。さまざまな音楽に囲まれて育ちましたが、その音楽が流れる景色には必ず生まれ育った郡山の街並みや山々がありました。気づけばジャンルを問わずすべての音楽を愛するようになり、東京でアーティストのマネジメントやプロデュースに関わった時代もありました。その経験を活かしつつ、これまで郡山の音楽シーンを支えて来られた方々の想いも大切にしながら、少しずつ活動の枝葉を伸ばしていきたいと考えています。

ソスイレコードは扱うジャンルを限定しません。ポップスはもちろん、クラシックやジャズ、民謡、郡山で盛んな合唱など、あらゆる音楽を取り上げていきます。10年後、20年後に郡山が真の音楽都市として誇るべき街となっていることを願いつつ、みなさんの生活に近い場所で生まれる優れた音楽を拾い上げ、長く遠くまで届けていきたいと思っています。

CDジャケットの画像
CDジャケット

 

楽都郡山のイメージ図