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郡山市中小企業及び小規模企業振興基本条例について
本市の中小企業・小規模企業は、市内企業の約99%を占めるなど、本市経済を牽引し、地域雇用を支える地域社会の主役と言うべき存在です。
しかし、人口減少や少子高齢化といった社会構造の変化に加え、消費者ニーズの多様化、グローバル競争の激化といった経営環境の変化、さらには、平成23年に発生した東日本大震災及び原子力災害の影響にさらされるなど、いまだ困難な事態に直面しています。
こうした中、国においては、平成22年の中小企業憲章の閣議決定以降、中小企業基本法の改正や小規模企業振興基本法の制定など、中小企業・小規模企業を中心に据えた法整備を行い、施策の充実を図っています。
本市におきましても、中小企業・小規模企業の振興に向けた基本理念等を明らかにし、中小企業・小規模企業の成長発展、事業の持続的発展が可能となるよう地域社会全体で施策を推進することにより、豊かで活力ある郡山を実現するため、平成29年3月定例会において「郡山市中小企業及び小規模企業振興基本条例」を制定しました。
郡山市中小企業及び小規模振興会議を設置します
条例が平成29年4月1日から施行されましたが、この条例を実効性あるものにするため、有識者で組織される「郡山市中小企業及び小規模企業振興会議」を設置します。
郡山市中小企業及び小規模企業振興基本条例を活かす研究会を開催しました
福島県中小企業家同友会郡山地区の主催、郡山市、郡山商工会議所の共催により、「郡山市中小企業及び小規模企業振興基本条例を活かす研究会」を平成29年8月24日(木曜日)に開催しました。
条例制定までの経過
条例の制定に当たっては、有識者の皆様で構成される「(仮称)郡山市中小企業・小規模企業振興基本条例有識者懇談会」を設置し、多くのご意見、ご提言をいただきました。
また、条例案に関し広く皆様からのご意見を募集するため、パブリックコメントを実施いたしました。