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都市再生整備計画(大町地区 第2期)

ページID:0140197 更新日:2025年3月27日更新 印刷ページ表示

都市再生整備計画(大町地区 第2期)の公表

都市再生特別措置法第46条第1項の規定に基づき都市再生整備計画を作成したので、同条第19項の規定に基づき次のとおり公表します。

都市再生整備計画(大町地区 第2期)の概要

概要
地区面積 約34ヘクタール
計画期間 令和7年度~令和9年度
交付期間 令和7年度~令和9年度
目標

大目標:市民が輝き開拓の歴史を生かした躍動感あるまちづくりを推進し、「郡山型コンパクト&ネットワーク都市構造」の形成を目指す
 目標1:回遊性の向上・強化を図り、ウォーカブルで居心地よい環境整備を推進し、広域交流中核拠点である郡山駅周辺の賑わいを創出する
 目標2:建築物の耐震、不燃化の更なる促進を図るとともに、周囲の景観とも調和した魅力ある商業業務地の形成を図る
 目標3:郡山駅前地域の防災拠点整備を推進することで、地域住人をはじめ駅前利用者が安全で安心な空間となるまちづくりを促進する

都市全体の再編方針

 本市は、福島県の中央に位置するとともに、東北新幹線や東北・磐越自動車道が縦横に交差する高速交通網の拠点となっており、首都圏と東北、さらには太平洋側と日本海側とを結ぶ広域的なネットワークの結節点となっている。利便性の高さから、産業、教育、医療、流通等の都市機能が集積する福島県の中心拠点となっており、人・モノ・情報が繋がる「知の結節点」として、福島県をリードする「経済県都」として成長を続けている。


 また、近隣16市町村とともに「こおりやま広域連携中枢都市圏」を形成し、SDGsの達成に向けた優れた取り組みを行う「SDGs未来都市」として、こおりやま広域圏の圏域自治体とともに持続可能な圏域の創成を目指すこととし、SDGs・Gx(グリーントランスフォーメーション)に関連するまちづくりの取組を進める。


 本市のまちづくりについては、2023年に改定された「郡山市都市計画マスタープラン」において、将来都市構造を「郡山型コンパクト&ネットワーク都市構造」とし、本市はもとよりこおりやま広域圏全体の発展を担う「広域交流中核拠点」や、その機能を補完する「交流推進拠点」、歴史的に形成されてきた地域の生活圏となる「地区拠点」、その他都市機能の核となる「産業拠点」等を定め、それらの拠点間が交通や情報通信等のネットワークで結ばれた利便性の高いコンパクトで周辺環境と調和した都市の形成を目指している。大町地区を含む郡山駅周辺地区は「広域交流中核拠点」に位置付けており、「立地適正化計画」においても、大町地区を含む郡山駅周辺地区を高次の都市機能が集積し広域交流や市民生活を支える「都市機能誘導区域」としても位置付けている。


 このことから、大町地区を含む郡山駅周辺地区は、広域交流を実現する商業・文化・コンベンションなどの高次都市機能の集積を誘導し、魅力ある商業業務地の形成を図るとともに、居心地が良く歩きたくなる歩行者中心のウォーカブルなまちづくりの推進を図ることで、回遊性の高い駅前空間の形成により、都市の顔として新たな魅力を発信し続ける賑わいのある都心ゾーンの形成を目指しており、大町地区の整備はこれらを具現化するのに大きく寄与するものである。

地区の課題

【回遊性を高める賑わいとまち歩き空間の創出】
・まち歩き空間の拠点となる交通結節点の向上のため、都市計画道路日の出通り線を整備する必要がある。
・歩行者に対する安全性、利便性の向上のため、ペデストリアンデッキの整備と大町歩道橋の改修の必要がある。


【魅力ある商業業務地の形成】
・メインストリートである日の出通り線を景観に配慮した空間とし、さらに低未利用地の土地利用転換を誘導する必要がある。


【防災施設の整備】
・近年頻発する様々な自然災害や都市火災に対し、迅速・的確な災害対応を行うため、地域ごとに防災施設を設ける必要がある。
・グリーンインフラの観点から都市公園の防災・減災機能を強化するとともに、市民が憩いとやすらぎを感じられる公園整備をする必要がある。

将来のビジョン

【あすまちこおりやま(郡山市まちづくり基本指針) 第七次実施計画】(2024~2027年)
・分野別将来構想大綱2「交流・観光の未来」として、「人が交流し、明るい声が聞こえるまち」、「国内外に発信できる、自慢の地域資源があるまち」、分野別将来構想大綱5「誰もが安心して快適に暮らせるまち」「すべての人が安心して円滑に移動できるまち」「豊かなまちなみがあり、誇りと魅力あふれるまち」を明記


【都市計画マスタープラン】2023年改定(2015~2030年)
・都市づくりの方針として、市街地を東西につなぎ、本市の魅力を発信する「歴史と緑の生活軸」の形成を掲げ、高次都市機能の集積・誘導、歩行者主体のまちづくりによる賑わい形成、交通結節機能の強化を明記
・地域別構想における郡山駅前(旧郡山地域)の整備方針として、都市の価値を高める都心ゾーンの形成を掲げ、公民連携により歩行者中心のウォーカブルな市街地形成を図ることを明記


【郡山市立地適正化計画】(2019~2030年)
・「歴史と緑の生活文化軸」を基本に、地域の一体性、回遊性等の観点から郡山駅・郡山市役所周辺を郡山中心拠点地区(都市機能誘導区域)として設定
・立地を誘導する施策として、「大町土地区画整理事業」を明記

目標を定量化する指標

指標
郡山駅周辺の歩行者通行量(平日) 目標1「回遊性の向上・強化を図り、ウォーカブルで居心地よい環境整備を推進し、広域交流中核拠点である郡山駅周辺の賑わいを創出する」の達成指標
都市計画道路日の出通り線の歩行者通行量 目標1「回遊性の向上・強化を図り、ウォーカブルで居心地よい環境整備を推進し、広域交流中核拠点である郡山駅周辺の賑わいを創出する」の達成指標
大町土地区画整理事業地内の耐震、不燃化構造の建築物の建築 目標2「建築物の耐震、不燃化の更なる促進を図るとともに、周囲の景観とも調和した魅力ある商業業務地の形成を図る」の達成指標
まちづくりに対する満足度(防災) 目標3「郡山駅前地域の防災拠点整備を推進することで、地域住人をはじめ駅前利用者が安全で安心な空間となるまちづくりを促進する」の達成指標

計画区域の整備方針

【回遊性の向上・強化を図り、ウォーカブルで居心地よい環境整備を推進し、広域交流中核拠点である郡山駅周辺の賑わいを創出する】

・大町土地区画整理事業地区内のメインストリートなる都市計画道路日の出通り線の拡幅及び狭隘な区画道路を整備することで、歩行者・自転車などの人優先の安全で快適な道路空間を創出する。
・ペデストリアンデッキの整備により、駅から日の出通りに直接アクセス出来るよう改築し、併せて隣接する建築物と連結させることでエレベーターによる移動が可能となる等、老若男女すべての人が安心して移動できるユニバーサルな空間とともに回遊性の高い駅まち空間を再構築する。
・大町歩道橋の南向き階段については、日の出通り拡幅に伴い支障となるため、北向き階段に改築し、日の出通りの幅員確保、歩車分離を実施し、安全性、利便性の向上した歩行者空間を創出し、まち歩きを促進する。

【建築物の耐震、不燃化の更なる促進を図るとともに、周囲の景観とも調和した魅力ある商業業務地の形成を図る】

・土地区画整理事業の実施により、古い建築物の移転を進め都市計画道路日の出通り線をはじめとする未整備な公共施設を整備し、併せて電線地中化を進めることで宅地の有効利用を誘導し、良好な景観形成及び本市の玄関口にふさわしい市街地形成を推進する。
・歩道空間における平板ブロックや照明施設等の高質空間形成施設を整備することで、オープンスペースの創出や美しい都市景観の形成などの多様な観点から都市基盤整備を進め、魅力ある都市空間づくりを推進する。

【郡山駅前地域の防災拠点整備を推進することで、地域住人をはじめ駅前利用者が安全で安心な空間となるまちづくりを促進する】

・土地区画整理事業による公園整備を実施した上で、各自然災害時の防災拠点として必要な施設(防災パーゴラ、防災ベンチ等)を整備し、プラスアルファの価値を備えた防災・減災のための安全で快適な公園づくりを図る。
・道路照明などの夜間照明施設の設置を計画的に推進することで、夜間に発生しやすい事故や犯罪を未然に防止し安全・安心な環境を創出する。

 

都市再生整備計画(大町地区 第2期) [PDFファイル/1.34MB]

都市再生整備計画(大町地区 第2期)(事前評価) [PDFファイル/36KB]

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