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佐藤哲也さん(郡山市在住)

ページID:0005956 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

佐藤哲也さん(郡山市在住)の画像1
職業:一般社団法人ブルーバード代表理事(Helvetica Design株式会社代表)
出身:福島県須賀川市
趣味:長風呂

2019年2月、築45年の4階建てビルをフルリノベーションし、人が集まる新しいまちづくり拠点として「Blue Bird apartment.」がオープンしました。
「単純にビルに部屋があるからアパートという訳ではなく、ビル内が昔の団地の様に、人のエネルギーに満ち溢れ、活気が漲るようになれば良いなぁと思いからアパートメントと名付けました。入居する方々が作り出す創造性や遊び心から、また新しいコミュニティが生まれたり、それが仕事に派生したりと、ここが一つの社会になっているような場所にしたかった」という代表の佐藤さん。

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「Blue Bird apartment.」は1階がブックカフェ、2階が自身のデザイン事務所、3階がクリエーターに貸し出すスモールオフィス、4階がSnowPeakとコラボした多目的スペースとなっています。

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現在は、東京と福島の2拠点で活動している佐藤さん。「東京も福島も関係ないと思っています。単純に活動するフィールドが広がっているという感覚です。もちろん出身地の福島県は必要な活動場所ですが、一日のスタートを切る場所が郡山か東京かというだけです」

なぜ、郡山に拠点を作ったのかを訪ねると「福島の人に多いと思うのですが、僕は福島県出身だとスッキリ言えない、もやっとした感じがあったように思います。東京では、差別化や新規性を求めて他者との違いをどう作るかだけを求めやってきました。」

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「そんなとき、これから開拓すべき場所というか、まだ開かれていない場所で新しいことをするならとどこだろうと考えたときに、福島に戻ることを決めました。」とのこと。

地域の方との繋がりについて「やりたいこと、目指すべきことのビジョンをちゃんともって、地元の書店さんやパン屋さんに相談すると、「じゃあ一緒にやろうよ」となる。これまでに培ってきた人との繋がりみたいなものを、世の中の為にどう活かして、どう人の役に立てられるか、という気持ちがお互いの突破口になる。」と話す。

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最後に移住を考えている方へのメッセージ。「ブルーバードはいろいろなものが集まっているのでチャレンジの場所です。それをブルーバード独自のスタイルに変えていくことにクリエイティブがあると思います。
少しずつですが、地域の人たちとみんなで何かをやっていきたい。開拓していきたいと考えています。まちづくりは、これで完成!という成果が見えるものではないですが、徐々に明確にしていけると良いですね。」

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これから早朝散歩のおじいちゃんや夕方にママ達も気軽に立ち寄れる場所にしていきたいという佐藤さん。地域の人たちが「自分たちにも何かできるかも?」という空気を感じながら、自分が住む町をみんなで楽しくしていきたいですね!

2019年1月取材

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Blue Bird apartment.ブルーバードアパートメント福島県郡山市清水台<外部リンク>