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太田啓詩さん(鏡石町在住)

ページID:0005961 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

太田啓詩さん(鏡石町在住)の画像1
職業:いちご農家(初出荷に向け準備中)
出身:福島県鏡石町(直近は福島市、震災前は兵庫県)
趣味:焚火

人を幸せにし、みんなを笑顔にする「いちご」に魅了された太田さん。2006年から外資系製薬会社に勤め、充実したサラリーマン生活を送ってきました。
そんなとき、東日本大震災が発生。太田さんは兵庫県の会社のビルにいて、地震被害の様子をテレビでみていたと言います。

太田啓詩さん(鏡石町在住)の画像2

「震災時の東北の姿をみて、自分も近くで福島を見ておきたいという気持ちが大きくなり、福島への転勤を希望しました」
仕事や震災復興ボランティアへの参加等を通じふるさとへの思いをさらに強めていきます。

「いちごってお祝いの時や日常の中にも存在していて、いつでもみんなを笑顔にしてくれる。そんなところがとても好きです」

太田啓詩さん(鏡石町在住)の画像3

今はいちご栽培の経験を積むために、農園へ飛び込み、日々、色艶や、へたのそり方の見極め、ビニールハウスの扱い方についてを学び、1日中いちごのことを考えている太田さん。

福島のお気に入りの場所について聞くと「鏡石町には、ふれあいの森公園があり、たくさんのアスレチックや遊具があって、親子で遊ぶのに最適な環境が整っています。

あと郡山市の喫茶店「粒」は子供用の絵本が置いてあり、おいしいお菓子とコーヒーを飲みながら居心地よく過ごせます」と紹介してくれました。

太田啓詩さん(鏡石町在住)の画像4

今後について「いちごを中心としてコミュニティや人と人との繋がりを広げていきたい、そんな思いを「いちご家族」という名前に込めました。

11月の初出荷に向けて、今はとてもモチベーション高く過ごしています」と笑顔で話す太田さん。

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今年の2月にはクラウドファンディングに挑戦し、目標の120%以上で達成。一歩ずつ夢に向かって歩みを進めています。
最後に移住を考えている方へ「移住先に自分の夢があるならぜひそこに飛び込んでみるのも選択肢の一つだと感じています。

難しいこともあるけど、わくわくすることや素敵な人との出会いが多くて、毎日を刺激的に充実をして過ごすことができると思います」

2020年1月取材

いちご家族<外部リンク>