本文
大類日和さん(田村市在住)
職業:起業型地域おこし協力隊、デザイナー
出身:群馬県富岡市(直近は東京都港区)
趣味:焚火、スノーボード
群馬県生まれの大類さん。移住前は東京のWeb制作会社で働いていました。
「大学で地域政策を学ぶ中で、地方でのフィールドワークを経験しました。
その後就活のタイミングで自分のやりたいことを考えたときに「東京には住みたくない」「どこでもできる仕事をしたい」という2つが、自分の軸だと、そう気づきながらも東京で1年ほど働き、やはり田舎に住みたいという思いは変わらず、田村市の地域おこし協力隊として活動を始めました」
「移住のきっかけは正直、なんとなくです。職場の共通の知り合いから声を掛けられ、なんとなく面白そうだったので、飛び込みました」と当時を振り返りました。
テラス石森のスタッフ
今はデザインと動画制作の仕事をする大類さん。
「主に商業デザインですが、自分の持つ技術や知識で課題に向き合い、それが解決し目的が達成された時に大きな喜びを感じます」と話してくれました。
「地方は若者が少なく、娯楽も少ない、それはどこでも抱えている問題です。それでも、地方の問題を解決するために立ち上がった若者たちがここにはいます。
それが「テレワークセンターテラス石森」を運営する一般社団法人Switchの方々です。
廃校を活用したテレワークセンター「テラス石森」
新しい「創造」と「活動」の場所を整備し、田村市を盛り上げる、そのための拠点を作るための行動力。
その想いに、とても良い驚きと刺激を受け、この人たちと一緒に働きたいと思いました。
まちの魅力について「田村市は街灯も少なく、霧が出ると本当に真っ暗。
でも天気の良い日の夜は都会とは比べ物にならない、とても綺麗な星空が広がります。
天候によりいろいろな表情を見せてくれる田村市のそんなところが好きです」と笑顔で話してくれました。
最後に移住を考えている方に一言「ぜひ一度、テラス石森に遊びにきてください。とりあえず一緒に卓球でもしませんか?(笑)」
2020年1月取材
大類さんが作成したデザイン
テラス石森<外部リンク>