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Vol.122 焼き芋屋 HOKKORI(ほっこり)

ページID:0126153 更新日:2024年10月22日更新 印刷ページ表示

農業に魅力を感じ携わってくれる人を増やすために、農業や焼き芋販売をしながら収穫体験などの食育の場も提供している同店。代表を務める織田裕志さんに活動への思いを伺いました。

集合写真

活動のきっかけは?

 6年前に農家へ転身してから、1つの作物を作るには細かい過程があるのに、それを知らない人が多いことや、農家の高齢化が進む現状に危機感を持ちました。そこで、農業をより身近に感じ、興味を持ってもらうため、農業体験という形で食育活動を始めました。​

どのような活動ですか?

 自分の所有する畑で、年に数回農業体験イベントを開催しています。土に触る楽しさや作物を育てる達成感を味わうだけでなく、自分で安全な食べ物を選ぶ大切さや、時には農家で生計を立てる大変さなども、ありのまま伝えています。また、障がい児支援団体や地元のボランティアの方々と協力し、どんな人でも安心して農作業ができる工夫もしています。
 さらに、笑顔で体験を楽しむ様子をSNSで発信したり、キッチンカーで焼き芋を販売する際に写真を飾ったりしています。生産者と消費者が直接関わることで伝えられる言葉や充実した表情を届けたいと思っています。

織田さん写真
焼き芋販売でさまざまなつながりが生まれる♪(写真・右が代表の織田さん)

サツマイモ収穫体験
「よいしょ!よいしょ!」サツマイモの収穫体験は大人気!

活動のやりがいは?

 老若男女問わず、参加者の皆さんが夢中で土を触り、笑顔になっている姿を見ると、農業の楽しさを感じてくれたようで、私も思わず笑顔になりますね。「また来たい!」というひと言が、とても励みになります。また、農業体験や焼き芋販売の際に「農家になりたい」「作物を育てるコツを教えて」などと声を掛けてもらえると、農業に関心を持つきっかけづくりができているようで、やりがいを感じます。

今後は?

 農業に興味のある人が気軽に立ち寄り、一緒に作物を作れるような畑や直売所などが一体となった施設を造りたいです。
 今後も農業に触れる機会を増やし、農業をやりたいと思ってくれる人を一人でも増やすために、意外と知らない農業のリアルな面白さを伝えられるような食育活動を行っていきたいですね。
​(内容は「広報こおりやま2024年11月号」掲載当時のもの)

問い合わせ

焼き芋屋 HOKKORI(ほっこり)<外部リンク>

代表 織田 裕志 電話:090-3643-5518

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