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vol.82 遠藤 翔太さん

ページID:0133377 更新日:2025年1月21日更新 印刷ページ表示

画像_遠藤翔太さん

産業医・大学教員をしながら、子どもが主役のマルシェなどを開いている遠藤翔太さん。活動への思いを伺いました。

つながりを大切に、その人らしい”ハッピー”を応援したい

 健康について研究する中で、体調が悪い時に「大丈夫?」と声を掛けてくれる友人が一人でも多いほうが長生きできるという研究結果を知りました。人と触れ合い、幸せを感じられる生活が健康にもつながる。そんなまちづくりに自分がどう関わっていけるか考えていた時、自ら地域活動に取り組む医療者と出会いました。
地域の方と共に活動する姿に感銘を受け、「自分もやってみよう」と思ったんです。
 2023年から「てらこやマルシェ㏌善導寺」を開き、買い物や体験教室を通して楽しく学び合う場を子どもたちに提供しています。運営には、住職や商店主、会社員に公務員と多様な職種の人がそれぞれ得意なことを生かして参加してくれています。仕事をしながらの活動は大変で、うまくいくか不安でしたが、開催当日に人が集まってきた時はうれしくて泣きそうになりました。子どもが商売を体験する「こども店長」という企画も行い、商品が売れた時の子どもたちの笑顔を見たら、本当にやって良かったなと思いましたね。なかなか売れないこともありますが、親御さんからは「とても良い経験になった」とのうれしい声もいただきました。マルシェの収益は無料の学習支援や地元町内会の活動などに活用し、楽しいだけで終わらずに、さらに地域のつながりを広げられるようにしています。
 今春開業するクリニックにも、子どもも大人も気軽に立ち寄れるスペースを作る予定です。お互いに声を掛け合えるつながりを大切にし、みんなが自分なりの“ハッピー”を感じ元気に暮らせるよう、できることを積み重ねていきたいです。​
画像_てらこやマルシェの様子
笑顔と会話が自然に生まれるマルシェ♪

(広報こおりやま2025年2月号より。内容は当時のもの。)

関連リンク

てらこやマルシェ㏌善導寺<外部リンク>

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