ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 政策開発部 > 広聴広報課 > Vol.125 みんなの学校

本文

Vol.125 みんなの学校

ページID:0133554 更新日:2025年1月21日更新 印刷ページ表示

不要な学用品などを引き取り、必要な人へ渡すことで、子育て世帯を支援しながら、みんなが笑って過ごせる社会づくりに取り組む同団体。代表の橋本奈美恵さんに活動への思いを伺いました。

みんなの学校_開催の様子

活動のきっかけは?

 教員として働いていると、経済的に困難を抱える家庭と出会うことがあり、どの子も夢や可能性を諦めずに済むような、温かい社会を作れないかと思うようになりました。そこで、経済的な問題の解決はできませんが、多くの方の優しさを集めようと考え、2020年からこの活動を始めました。​

どのような活動ですか?

 家庭で使わなくなった学用品やランドセル、衣類などを引き取り、必要な人へ無償でお届けしています。当初インターネットで寄附を呼び掛けたところ、全国からたくさんの申し出や応援の言葉をいただき、活動への励みになりました。
 また、おゆずり会も年3回程度開いています。昨年はカルチャーパークや開成山公園などで品物を並べて、多くの方に持ち帰ってもらえました。おゆずり会には、私が別に運営している「あぶくまレインボウ陸上クラブ」(知的障がいなどを抱える子たちの運動コミュニティ)の児童生徒が手伝ってくれています。活動を続けられているのも、教え子や保護者、そして応援してくれるたくさんの方々のおかげです。

画像_全国から集まった学用品
​全国から大量の衣類や学用品の寄附をいただいています!
画像_きれいなランドセルがたくさん
ランドセルもたくさん!どれも大切に使われてきれいなまま♪

活動のやりがいは?

 譲ってくれる方は「大切にしていた物だけど、誰かに使ってもらえるなら」と、思い出話を添えて譲ってくれます。それを受け取った方が感謝し、喜んで持ち帰ってくれることが、私たちの喜びです。小さい子がランドセルを背負ってうれしそうにしている姿など、幸せをもらう場面ばかりです。
 また、「次は自分も持ってきていいですか」とたくさんの方が言ってくれるので、私たちが目指す「お互いさま」の社会が広がっていることに、とてもうれしく感じています。

今後は?

 ブルーシートを広げた場に、参加者が自由に持ち寄ったものを広げ、持ち帰ってもらえる発展したおゆずり会を考えています。新たな交流やつながりがもっと広がることを目指していきたいです。

(内容は「広報こおりやま2025年2月号」掲載当時のもの)

問い合わせ

みんなの学校Facebook<外部リンク>

【過去のWe Love Koriyamaはこちら】