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vol.84 楠木 康平さん
今年1月に歌手としてメジャーデビューを果たし、テレビやラジオなど活躍の場を広げる楠木 康平さんに活動への思いを伺いました。
感動の思いを歌に乗せ、地元をさらに盛り上げたい
3歳の時に、「NHKのど自慢」に出場した母に憧れ、自分も歌を歌ってみたいと思うようになりました。それから市内のボーカル教室に通い、発声などを基礎から学び始めました。次第に自分の実力を試したいと思うようになり、高校2年生の時に全国規模のカラオケ大会に出場。そこで、県勢初の全国大会で優勝できたことが本当にうれしくて、自分の歌に自信が持てるようになりました。
翌年上京しましたが、すぐにデビューとはならず心が折れそうな日々が続きました。友だちは進学や就職をしているのに、自分は進展のない日々…。先の見えない状況に焦りや不安でいっぱいでした。その時、師匠のあらい玉英先生から「中途半端な気持ちなら地元に帰りなさい!」と厳しい言葉を受けたことを機に、気持ちを入れ替え、「自分は歌で勝負するんだ」「デビューを願う母や応援してくれる人たちがいる」と強い信念を持って歌と向き合えるようになりました。そして遂に、大手事務所のオーディションで準グランプリを獲得し、今年1月に念願のメジャーデビューすることができました。苦しい状況を乗り越えた今、地方のイベントで歌を歌ったり、多くのテレビやラジオに出演できたりと充実した活動ができることが本当にうれしいです。
夢は日本レコード大賞で新人賞を獲得し、紅白歌合戦に出て、歌で地元郡山や東北をさらに盛り上げること。磨きあげた歌声に、お世話になった先生や母、応援してくださる皆さんへの感謝の思いを乗せて、これからも歌を歌い続けていきたいです。
言葉に思いを込めて大切に歌っています♪
(広報こおりやま2025年4月号より。内容は当時のもの。)
※デビューシングル「北へひとり旅」は2025年1月15日発売されています。
関連リンク
楠木 康平さん公式インスタグラム<外部リンク>
作品情報<外部リンク>