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Vol.128 NPO法人レインボー88
子ども食堂でおいしい食事を提供したり、運動の機会を増やすためサッカー教室を開催したりと、地域の交流を広げている同団体。代表の橋本 綾華さん(写真3列目右端)に活動への思いを伺いました。
活動のきっかけは?
3年前、子ども食堂の番組を見た時、活動する団体が少ないことを知りました。近所でも親の帰りを待ち、家で一人で過ごすお子さんを多く見かけていたので、気軽に来れて、おいしいご飯で笑顔になれる場を作りたいと思い、子ども食堂の運営を始めました。
どのような活動ですか?
月に一度、子ども食堂を開いています。子どもたちや、お子さん連れのご家族が気軽に立ち寄れる場所にしたいので、利用できる人を限定しないのが私たちの方針です。 初めは少なかった利用者も、SNSなどを通じてたくさんの方に知ってもらえて、今ではお弁当があっという間に無くなるほどになりました。料理上手な団体のメンバーが、腕によりをかけて作った栄養満点で彩り抜群のお弁当を、みんな喜んで食べてくれています。
また、フードロスの削減のため、賞味期限が近い食品を企業から寄附していただき、無償でお子さんや保護者の方へ提供するフードパントリーも行っています。生産者さんの思いが詰まったものだからこそ、余すことなく大切に食べてほしいと思っています。
ほかにも、子どもたちを対象にサッカー教室も開いています。 健やかな成長に運動は欠かせない ので、教室を通じてより多くの子どもたちの成長 をサポートしていきたい と思っています。
活動のやりがいは?
子どもたちが、「おいしい!」と笑顔でお弁当 を食べる姿を見ると、ご褒美のように感じます。 ご家族からも「来月も楽しみです」「フードパ ントリーは本当に助かります」といった声をいただくと、やってきて本当に良かったと思いますね。
自由な環境で、みんなのびのびサッカーを楽しんでいます♪
お弁当は心を込めて作り、出来たてを提供しています。
今後は?
私たちの活動をきっかけに、子どもたちの笑顔の輪が広がってくれたらうれしいです。 そのためにも、今の取り組みを大切に、今後も継続して活動していきたいです
(内容は「広報こおりやま2025年5月号」掲載当時のもの)
問い合わせ
NPO法人レインボー88 インスタグラム <外部リンク>
同団体:rainbow88npo@gmail.com