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vol.86 齋藤 ゆず さん
女子ソフトボール15歳以下の日本代表に選出され、今年3月のアジア杯優勝に貢献した齋藤さんに活動への思いを伺いました。
粘り強いプレーでチームの勝利に貢献
もともと両親が野球やソフトボールの経験者で、両親と二人の兄が楽しくソフトボールをする姿に興味を引かれ、小学1年生の時に競技を始めました。
ソフトボールは野球に比べて塁間が短くスピード感があるのが一番の魅力です。 中学校入学後は郡山レディースSBCで県内の仲間と一緒に活動をしています。
小学4年生の時、大きな大会で最後のバッターになりチームが負けてしまったことがありました。負けず嫌いの性格で、上手くなってチームの勝利に貢献したいと思い、今まで以上に練習に励みました。
昨年12月の選考会での粘り強い打撃や堅実な守備が評価されて、日本代表の16人に選出された時は驚きましたが、徐々にうれしさと責任を感じました。日本代表の中でのポジション争いも激しく、試合に出られず悔しい思いをすることもありましたが、自分自身のプレーを見つめ直す良い機会になりました。
私はホームランバッターではないので、 打席では自分の武器であるセーフティバ ントやスラップ(走り打ち)など技術を生かした出塁、簡単にアウトにならないプレーを心がけています。優勝したアジアカップでは、ワールドカップ出場を決めるヒットを打てたことがとてもうれしかったです。
7月には、イタリアで行われるワールドカップに出場します。前回優勝のアメリカなどの強豪国も出場する最高峰の大会なので、自分の力を出し切り、チームを勝利に導きたいです。これからも18歳以下日本代表、トップカテゴリーでも活躍できるように頑張ります。
最高の仲間と練習頑張ります♪
(広報こおりやま2025年6月号より。内容は当時のもの。)
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