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Vol.129 性について語る会 ラシクの会

ページID:0149530 更新日:2025年5月21日更新 印刷ページ表示

 性について正しく学ぶ機会をつくるため、誰でも参加できる性教育講座の開催など、27年にわたって性教育の啓発活動を続けている同団体。代表の松本美津子さんに活動への思いを伺いました。 

写真_ラシクの会集合写真

活動のきっかけは?

 平成10年頃は、「男らしく」「女らしく」という考えが主流で、性について語りづらい時代でした。子どもから「赤ちゃんはどうして産まれるの?」と聞かれたけど、どう話せばいいだろうと子育て仲間と話したことをきっかけに、親子が抱える性の悩みをもっと気軽に話し合える場をつくろうと、会を立ち上げました。
 「ラシク」には、「自分らしく、あなたらしく、生きていきましょう」という思いを込めています。

どのような活動ですか?

 誰でも参加できる性教育講座などを開いています。親子向けの講座では、自分がどうやって産まれたのか、成長と共に体がどう変化するのかを伝えています。子どもだからと言ってごまかさず、正しく理解してもらうことが、自分の体を大切にし、相手への思いやりを持つことにつながります。講座での学びを、家庭での性教育や家族のコミュニケーションのきっかけにしてほしいです。
 また、会員同士の情報交換の場として、定例会を年に4回開いています。子育て世代の性教育の悩みを共有したり、心や体の仕組みを勉強したりしています。​

活動のやりがいは?

 活動を始めたばかりの頃は、理解を得られず落ち込むこともありました。 それでも、子どもたちが真剣に学ぶ姿や、講座に参加した方からの感謝の声が励みになり、信念を曲げずに続けられました。
 最近は性教育の重要性が見直され、学校教育にも導入されるようになりました。私たちのこれまでの活動が着実に広がってきていると感じ、とてもうれしいです。

写真_親子で講座の様子
親子参加型の講座では、子どもたちも真剣に学んでいます。

写真_次の講座に向けた勉強会
次の講座に向けての勉強会も大切な活動のひとつ♪

今後は?

 性の悩みを気軽に語り合う「ラシクカフェ」の開催など、さまざまな形で性について話せる場をつくりたいです。 また、一緒に活動してくれる仲間も募集しています。
 誰もが自分らしく生きられる社会を目指して、これからも活動を続けていきます。

(内容は「広報こおりやま2025年6月号」掲載当時のもの)

問い合わせ

ラシクの会インスタグラム<外部リンク>

同団体:024-932-4713

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