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Vol.133 神明下町内会

ページID:0160518 更新日:2025年9月19日更新 印刷ページ表示

水害を想定した本格的な避難訓練やこども食堂の支援など、地域の活性化に力を注ぐ同町内会。会長の長沼伸さんと総務部長の伊藤毅史さんを中心に、会員の皆さんから思いを伺いました。​

写真_神明下町内会のみなさん

活動のきっかけは?

安積町の神明下地区は、町内会を設立した昭和61年に水害に遭い、その後も平成23年や令和元年の大規模水害にも見舞われました。そうした水害から命を守るため、10年以上前から避難訓練を実施しています。

また、地域をもっと活気づけようと、今和5年からはこども食堂の支援も始めました。

どのような活動ですか?

避難訓練は9月から10月の間に、毎年1回行っています。避難先となる帝京安積高校と連携し、学校体育館への経路やそこでの避難生活など、まざまな手順を確認します。訓練で大切なことは、実際に体験することです。車椅子や担架での移動、段ボールベッドの設営、非常食作りなど、みんながスムーズに対応できるよう、体験内容を毎年工夫しています。
また、町内会の有志が主催するこども食堂「しんちゃんファームキッチン」へ、食材や場所を提供するなど、町内会として全面的に支援しています。毎月第4土曜日に集会所で開くこども食堂は、地元の人が作る手料理の温かさや、町内会とこども食堂の強い結びつきが評価され、回を重ねるごとに地域内外から利用される方が増えています。​

写真_避難訓練に取り組む様子
災害時に慌てないよう、避難訓練は毎年本格的な内容に!

活動のやりがいは?

令和元年東日本台風では甚大な被害を受けましたが、地区の消防団員が中心となってゴムボートを出し、迅速に避難できました。地域全体が浸水したにもかかわらず死傷者が出なかったのは、訓練のたまものと感じます。
こども食堂も「おいしい!」というみんなの顔を見たくて、スタッフ全員気持ちを一つに開いています。楽しく活動できていることが一番ですね。​

写真_こども食堂の様子
毎年開かれるこども食堂はたくさんの利用者でにぎわいます♪​

今後は?

 町内会ではほかにも夏祭りや交流会など、たくさんの活動をしています。こうした取り組みの継続が、安全・安心で活気のある地域をつくると思います。これからも、今の活動を大切にしながら、楽しく暮らせる地域にしていきたいです。

(内容は「広報こおりやま2025年10月号」掲載当時のもの)

問い合わせ

神明下町内会インスタグラム<外部リンク>

同町内会長:024-944-8669

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