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Vol.134 県立あぶくま支援学校 農園芸班・清掃班

ページID:0163208 更新日:2025年10月21日更新 印刷ページ表示

野菜販売会の開催や施設での清掃など、授業を通して培った技術を生かして地域に貢献している同校。高等部3年生の橋本琉亜(はしもとるあ)さん(農園芸班)と吉田魁翔(よしだかいと)さん(清掃班)、先生方に思いを伺いました。​

写真_あぶくま支援学校集合写真

活動のきっかけは?

 私たちは、将来地域の一員として活躍するため、さまざまな作業を通して実践的な技術や知識を学んでいます。これまでは主に校内の活動に留まっていましたが、身に付けた力を地域のために使いたい、自分たちの活動を知ってほしいと思い、昨年から地域の方を対象としたマルシェや施設清掃を始めました。​

どのような活動ですか?

 農園芸班は、校内の農園で育てた野菜などを販売するマルシェを開いています。自分たちでポスターを作り、緑ケ丘地区の町内会に協力いただいて回覧板で開催を案内したところ、当日は100人以上のお客さんが来てくれて大盛況でした。
 清掃班は、緑ケ丘地区の幼稚園や小学校、公共施設の清掃を行っています。皆さんが快適に過ごせるよう、安全や騒音に気を配りながら丁寧に作業し、ピカピカに磨き上げました。
 あいさつや振る舞い方なども意識できたので、とても貴重な経験となりました。

写真_ガラスふきをする清掃班
丁寧に磨いた窓ガラスはまるで鏡のよう!

活動のやりがいは?

 今年のマルシェでは、お客さんから「待ってたよ」「おいしそうだね」などの声をいただきました。清掃活動では、小学校の子どもたちが「お掃除のお兄さんだ」と声をかけてくれたり、離れたところからタブレットで「ありがとう」という言葉を見せてくれたりと、たくさんの気持ちを届けてくれました。地域の方と触れ合い、役に立てたことがとてもうれしく、やって良かったと思いますね。​

写真_マルシェの様子
丹精込めて育てたタマネギを販!売中♪

今後は?

 本校には、他にも手芸や木工、窯業(ようぎょう)などの作業班があります。学びを深めながら、より地域から信頼される学校・生徒になるよう頑張ります。また、生徒同士で高め合うことはもちろん、地域の方のアドバイスもいただきながら校外での活動を増やしていきたいです。
 12月には、市役所で販売実習をする予定です。皆さんのお越しをお待ちしています。

(内容は「広報こおりやま2025年11月号」掲載当時のもの)

問い合わせ

県立あぶくま支援学校HP​<外部リンク>

同校:024-956-1910

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