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Vol.136 横塚町会
ごみ集積所のマナー向上や地域の美観保持を目指し、子供会と連携してごみの啓発活動に取り組む同町会。会長の大槻さん、副会長の橋本さん、庶務部長の山田さんから活動への思いを伺いました。
活動のきっかけは?
横塚町会は世帯数の多さに対し、ごみ集積所の少なさが課題でした。ごみが各集積所に集中するので、ごみ袋が入りきらなかったり、大量の袋から臭いが出たりと、住民からも苦情がありました。この解決には、集積所を増やすとともに、そもそもごみ自体を減らしていく必要がある。そう考え、3年前から子供会と連携し啓発活動をしています。
ごみステーションの設置作業
どのような活動ですか?
年に1回ほど、地区内2方部の子供会へごみに関するポスターの作成をお願いしています。子どもたちには、町会が事前に開く勉強会で、ごみに関するアニメ動画などから、ごみ出しのマナーや分別の大切さを学んでもらいます。そうしてできたポスターは、住民の目に留まるよう各集積所に設置しました。子どもたちが描いた絵は周りからも好評で、過去にはそのポスターが市のごみに関するコンクールで入賞したこともあります。

子どもたちのポスターが、みんなのごみ意識を向上させます♪
また、毎年夏には町会と子供会で親子地域清掃活動「芳賀の里きれいにし隊」を実施しています。子供会からは約90人が参加し、ごみ拾いを通して町会と子供会の交流の場にもなっています。昨年は活動後に集会所の駐車場で縁日も開き、楽しめる要素を増やしました。

清掃活動は町会と子供会が交流できる絶好の機会!
清掃活動後は、縁日を開きみんなで楽しい時間を共有♪
活動のやりがいは?
高齢化の進む町会組織と、未来を担う子どもや親世代との間に良い関係性を築けたことが、何よりうれしいですね。
ポスターも、以前は「分別しよう」「マナーを守ろう」と書かれていたのが、回を重ねるごとに「SDGs」「3キリ」などの言葉も使われ始め、子どもたちの問題意識が高まってきたように感じます。子どもたちがやる気を出して取り組んでくれる姿は、実に頼もしいですね。

子どもたちの手描きポスターには、人々の心を惹き付ける力があります!
今後は?
ごみの減量は、地域が一体となって継続すべき取り組みです。これからも子供会と連携し合い、気付きや要望、そして飽きの来ない工夫を取り入れながら、活動を続けていきたいです。
(内容は「広報こおりやま2026年1月号」掲載当時のもの)
































































