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Vol.87 郡山市緑ケ丘地区防災連絡協議会

ページID:0020869 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

郡山市緑ケ丘地区防災連絡協議会の皆さん
緑ケ丘地区住民の防災意識の高揚を目的に、防災知識の啓発活動や定期的に防災訓練を開催している郡山市緑ケ丘地区防災連絡協議会。会長の鈴木忠好さんに取り組みや思いなどを伺いました。

活動のきっかけは?

緑ケ丘地区の自主防災組織は、12人の町内会長と数人の防災の有識者により防災連絡協議会として平成12年に発足しました。

私自身は、平成17年から協議会に携わることとなり、平成23年に東日本大震災を経験しました。

震災当時、その恐怖と混乱を経験した私は、「自助」「共助」の重要性を強く感じ、住民一人ひとりが有事の際でも身を守る行動がとれるようにと活動を続けています。

どのような活動ですか?

協議会の役割は、主に防災に関する知識を地域住民に普及啓発することです。

地区文化祭で防災グッズを展示して防災に対する意識を高めたり、年3回「防災だより」を発行し、地震対策事例の紹介や火災予防運動などをお知らせしています。

毎年実施している防災訓練では、訓練内容を企画し、地域の元消防士や防災士、水道局など関係機関へ協力をお願いして、倒壊建物からの救出訓練や初期消火訓練、耐震性貯水槽からの給水訓練など本格的な訓練を実施しています。

防災用品や備蓄品などを展示

文化祭では家庭で備えるべき防災用品や備蓄品などを展示

市の防災出前口座を受講する地域住民の皆さん

市の防災出前講座を受講する地域住民の皆さん

活動のやりがいは?

活動を始めた頃の防災訓練では、地域の皆さんが何をしていいのか分からず、立ち尽くす姿が散見されました。

しかし、近年は参加者一人ひとりが自分の役割を理解し、積極的に訓練に取り組んでいます。災害の状況に応じた的確な行動を取っている姿を見ると、防災意識の高まりと地域の団結力を感じられ、続けてきてよかったとうれしくなります。

今後は?

近年の災害は、気候変動の影響などにより大規模化・激甚化していると言われ、日頃からの災害に対する備えがますます重要となっています。

今後も防災知識などの普及啓発と防災訓練での経験を積み上げ、どんな状況でも一致団結し、冷静かつ的確に行動できる地域となるよう取り組んでいきたいです。

(内容は「広報こおりやま2021年12月号」掲載当時のもの)

問い合わせ

郡山市緑ケ丘地区防災連絡協議会

電話番号:941-0960