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Vol.47 近野 梨香さん
ジュニア向けゴルフスクールを運営し、人間形成のサポートにも取り組む近野さんに、ジュニア指導への思いを伺いました。
インタビュー「『よき人間』に成長するサポートを続けていきたい」
幼少期から週末にゴルフを楽しむ両親の姿を見ていて興味が湧き、10歳の時にゴルフを始めました。運動は苦手でしたが、初めての練習場で打ったドライバーの感触が忘れられず、夢中になりました。
22歳から9年をかけて、JLPGAティーチングプロフェッショナルA級を取得。
ティーチングプロとして活動していましたが、ゴルフとの出会いを通して学べた多くのことを、子どもたちに伝えたいと思うようになりました。そこで、全国で70人ほどしか持っていないジュニアゴルフコーチの資格を3年前に取り、今は4歳から中学3年生を対象にしたゴルフスクールを運営しています。
特に指導で心がけていることは、声掛けです。ゴルフが上達することはもちろんですが、礼儀や思いやりの心を持つ「よき人間」に成長できるようサポートすることも大切にしています。一緒にプレーする相手を思いやったり、ゴルフができる環境や応援してくれる両親への感謝の心を育んでもらえるように指導しています。「スクールに通ってから元気に挨拶をするようになった」などと親御さんから聞くと、うれしくなりますね。
また、子どもたちがゴルフをもっと身近に感じられる環境を作りたいと、クラブ1本で楽しめるスナックゴルフの普及にも力を入れています。小学校で取り入れてもらえるように広めていきたいです。年齢や性別に関係なく同じフィールドで競い合い、コミュニケーションの場としても楽しめるのがゴルフの魅力です。そんな魅力を多くの方に知ってもらえるように、これからも活動を続けていきます。
▲コースを貸し切って練習することもあります
（広報こおりやま2022年3月号より。内容は当時のもの）
関連リンク
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