本文
Vol.45 チェイス・アンリさん
全国高校サッカー選手権大会 福島県大会決勝に出場するアンリさん
187cmの大型DFで、17歳ながら飛び級で22歳以下の日本代表に選出されたアンリさんに、サッカーへの思いを伺いました。
インタビュー「掲げてきた目標を、すべての“仲間”とともに実現する」
父の仕事で、3歳から12歳まで米国で過ごし、サッカーは中学から本格的に始めました。流れるようなパスワークで観る者を魅了する尚志のプレースタイルに憧れ、自分もここで成長したいと入学を決めました。入学当初は、寮生活や周りのレベルの高さなどに不安もありましたが、チームメイトと共に過ごせ、バランスの良い食事、目の前には良質な人工芝グラウンドなど、恵まれた環境の下で、集中してサッカーと向き合えています。
2年時はケガの治療にほぼ1年を費やしました。早く復帰したいと、はやる気持ちでいっぱいでしたが、トレーナーから「今を大切に」という言葉をもらい、リハビリに専念。体幹を鍛えるトレーニングやストレッチなどケアへの意識も高まりました。試合を観て分析する時間も増え、他の選択肢は?と俯瞰的に見る習性が付いたのも良かったと思っています。
年代別日本代表の合宿では、球際の強さやパススピードとともに、全ての局面での判断の早さにも刺激を受けました。コーチとビルドアップの練習を繰り返し、強みである1対1やゴールにつながるロングパスの精度などを日々高めています。
いよいよ12月29日に、第100回全国高校サッカー選手権大会の初戦を迎えます。チームメイトや監督・コーチ・スタッフはもちろん、OBや後援会、寮の方々など多くの“仲間”のサポートのおかげでこの舞台に挑戦できます。目の前の相手と対峙し、一戦一戦、パスをつないで打開する尚志のサッカーを貫けば結果は必ずついてくると信じています。目標は「全国制覇」。ぜひ熱いエールを送ってください。
福島県大会決勝でも攻守両面で際立つ存在感
練習後はストレッチで入念に体のケア
(広報こおりやま2022年1月号より。内容は当時のもの)
関連リンク
- 尚志高校ウェブサイト(SHOSHI FC FAMILY)<外部リンク>