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Vol.6 藤宮歩さん

ページID:0003526 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

藤宮歩さんが陸上競技を練習する写真
リラックスした表情で練習に取り組み、美しいフォームでグラウンドを走り抜ける藤宮さん。陸上にかける思いや、将来の目標を伺いました。

プロフィール

郡山市生まれ。大槻中学校に通う3年生。小山田小学校で陸上を始め、力強いストライドと2段階でギアを上げるスパートが特徴。「第48回ジュニアオリンピック陸上競技大会B男子1,500メートル優勝」「第61回福島県中学校陸上競技大会男子3,000メートル優勝」など、さまざまな大会で優秀な成績を収める。休みの日は、体を動かしたり、ケアも兼ねての温泉巡り、友人や家族との時間を楽しむ。

「克己」による自然体

小さい頃から運動が好きで、小学校の時は、サッカースポーツ少年団に入っていました。4年生の時、陸上競技交歓会に向けた特設陸上部へ初めて参加し、走る楽しさや記録が残る喜びに魅かれて以来、陸上に専念。短距離なども経験した後、今は、1,500メートルや3,000メートルの中長距離を主戦場にしています。

タイムは順調に伸びていましたが、中学1年の冬から2年の夏にかけて、過労性骨膜炎で、思うように練習ができない時期がありました。この足の炎症をきっかけに、プールでの心肺機能強化やジムでの上半身トレーニング、体幹メニューを取り入れたほか、疲れを溜め込まないように、練習後のマッサージやストレッチ、栄養バランスの良い食事も心がけるようになりました。最近は、就寝前のブルーライトを避けて、睡眠時間の確保とともに、睡眠の質にも気をつけています。

練習や大会で、意識していることは、体調面でも精神面でも波のない「フラット」な状態でいること。苦しい時期を乗り越えた経験、練習を積み重ねてきた自信が自分を成長させ、大きな大会でも自然体でレースに臨めています。
中学校入学を機に、その日の体調や起床・就寝時間、練習内容やタイムなどを“陸上ノート”に記録しています。その最初のページに書いた夢は、「オリンピックでの金メダル」。2024年パリ五輪での表彰台を目標に、これからも走り続けます。

Dreamer Photo Library

藤宮さんが手の振りや足の上がり具合などを練習で確認している写真
練習時、手の振りや足の上がり具合などを確認

福島県中学校陸上競技大会男子3000メートルで優勝したときの写真
3,000メートルは大会新で優勝、全国の切符を掴んだ
(広報こおりやま2018年9月号より。内容は当時のもの)