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Vol.49 手話サークル「こおりやま」

ページID:0003577 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

手話サークルの皆さんの写真

手話を通して学習と交流を深め、聴覚障がい者に対する正しい理解を社会に広める活動を行う、手話サークル「こおりやま」。副会長の柳沼聡子さんに話を伺いました。

活動のきっかけは?

手話は聴覚障がいなどを持つ人のコミュニケーションツールとして、世界中で使われています。国内でも障がいに対する理解が広かるにつれて、多くの人に親しまれています。市内でも、職場や地域などで聴覚障がい者と出会い、耳が聞こえないことの大変さを知り、手話を学びたいという人が増えてきています。そこで、手話を学びたい人と障がいを持つ人との交流の場として、平成7年に団体を設立しました。現在は、約160人の会員が参加しています。

どのような活動ですか?

週に1回ほど集まり、聴覚障がいを持つ人から手話表現を学ぶほか、交流を通して、さまざまな日常会話などを身に付けています。会員同士の仲が良く、リラックスして学べるので、初心者の方もすぐに上達するんですよ。
ほかにも、ファミリーフェスタなどのイベントに参加したり、街頭で募金活動を行うなど、聴覚障がい者に対する理解を広める活動もしています。

活動して良かったことは?

聴覚障がいは、周りから見ても分かりにくく、理解されにくいものです。日常で、お互いの言いたいことがうまく伝わらず、もどかしさを感じることも多くあります。そういった中、参加する人たちから、手話のおかげで、気持ちを伝え合うことができたという声を聞くと、とてもうれしく感じます。
また、4年前からはうねめまつりの踊り流しに参加しています。手話を交えたオリジナルの踊りが楽しいと好評なんです。踊りを見た人が手話で応援するなどの反応もあります。自分たちの活動が、手話に触れるきっかけや障がいへの理解につながってほしいですね。

今後は?

多くの人が手話に親しみ、障がいの有無にかかわらず、誰もが楽しく暮らせる社会になればうれしいです。
10月28日(日曜日)に中央公民館で手話まつりを開催します。楽しいイベントがたくさんありますので、ぜひ一緒に手話を学んでみませんか。

(内容は「広報こおりやま2018年9月号」掲載当時のもの)

問い合わせ

同事務局 電話番号:080-2810-1555