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Vol.42 ふくしまの子供達に夢と元気を与える会
ご当地ヒーロー「ダバイザー」が、保育施設などでオリジナル体操を一緒に踊り、子どもたちの元気や成長を支援する「ふくしまの子供達に夢と元気を与える会」。代表の大塚久さんに話を伺いました。
活動を始めたきっかけは?
平成22年に地元フリーペーパーで地域活性化の企画募集がありました。もともと漫画家を目指していたこともあり、まちのヒーロー「ダバイザー」が活躍する漫画を始まりました。ヒーローの名前は、子どもたちが地元に愛着を感じてほしいという願いから付けたものです。
その後震災が起き、屋外でのびのびと遊べない子どもたちを見て、ダバイザーと一緒に体操したら、元気になると思会い、昨年5月に会を立ち上げました。現在は、小学校教諭など8人で活動しています。
どんな活動ですか?
ダバイザーと一緒に、元気よく踊るオリジナル体操で子どもたちと楽しく体を動かします。歌詞には、地元の方言をたくさん入れて、子どもたちが覚えやすい歌にしています。パンチやキックなど、誰もがヒーローを演じられるような振付も取り入れているんですよ。また、保育施設の訪問や多くのイベントに出演して、この体操を広めています。
活動して良かったことは?
子どもたちが「ヒーローがきた!」とはしゃぎ、タッチや握手を求めたり、ポーズを決める姿を見るとうれしいですね。日ごろの頑張りに、子どもたちから感謝のメダルをもらった時は、涙が出そうになりました。歌を聞いた大人からも、郡山の方言を再認識できたとの反応もあり、活動して良かったと思います。知名度も上がり、ファンが増えていると感じます。
今後は?
活動を通して、子どもたちに元気に体を動かしてほしいです。また、地元の言葉に親しみ、郡山に愛着を持ってほしいです。
将来は、ファンと一緒に、動画を製作して、世界に配信したいです。音楽を聴くと、自然と子どもが集まり、踊り出す、そんな光景が見られるとうれしですね。
「身近なヒーロー」として、今後も活動を広げるため、活動に賛同いただけるサポーターを募集しています。ぜひ応援してください。
(広報こおりやま2018年2月号より。内容は当時のもの)
日々の活躍に、子どもたちから感謝のメダルを授与
幼稚園の運動会など、地域行事にも積極的に参加