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Vol.12 尚志高校サッカー部

ページID:0003589 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

第97回全国高校サッカー選手権大会で3位となりメダルを掲げる尚志サッカー部の写真
2019年1月13日福島民友新聞掲載写真

第97回全国高校サッカー選手権大会で3位となった尚志イレブン。東福岡高校など優勝候補を次々と破る快進撃に、多くの市民が感動しました。仲村浩二監督と大川健主将に、大会後の気持ちと今後の夢を伺いました。

尚志高校サッカー部プロフィール

1998年に発足。初代監督に就任したのが、仲村浩二監督で、部員5人からのスタートだった。選手権大会初出場は、2009年。2012年には、県勢初の全国3位となる。今大会は、準決勝で、青森山田高校にPK戦の末、惜敗した。

得意とする早いパスで得点を奪う尚志FWの写真
得意とする早いパスで得点を奪う

固い守備でピンチをしのぐ尚志DFの写真
固い守備でピンチをしのぐ尚志DF

インタビュー

仲村監督”サッカーを続けてほしい”

大会でピッチ上の選手にアドバイスをかける仲村監督の写真

今も悔しいです。準決勝の試合で、もう少し違う采配だったらと考えると眠れない時もあります。でも、あの大舞台で、選手は本当に頑張りました。全員が一つになり、冷静に戦況を見つめ、勝負所で一気に攻めるサッカーは、私が目指した形でした。選手には感謝しています。

選手に日ごろから求めたのは、あいさつや自立心など人間力の向上です。サッカーも日常生活も自ら考えて律する。強さを身につけるため、部員とサッカー日誌を交換しました。選手の小さな変化にも目を配り、時には厳しく、時には優しく言葉をかけてきました。

卒業式では、何を機にチームが成長したか、私なりの考えを選手に伝えたいです。そして、選手にはサッカーを続けて欲しいですね。楽しいですし、自分を成長させてくれますから。

夢は、選手権優勝と教え子が日本代表としてW杯に出場することです。夢に向かって頑張りますので、応援よろしくお願いします。

大川主将”全国制覇の夢は後輩へ”

大会でプレーする大川主将の写真

試合が終わったとき、負けた悔しさより、高校サッカーが終わってしまったと寂しさがこみあげました。監督は、「尚志ファミリー」とよく言いますが、このチームには家族のような心地よさと団結力がいつもあります。

高校3年間の宝物は、仲間とサッカー日誌です。日誌には監督からの言葉があります。選手権前、強豪チームに競り勝ったとき、「成長したが、うぬぼれるな!選手権、ぜひ優勝しよう」と。親元を離れて暮らす部員もいる中、監督の言葉に勇気をもらい、自分も主将として頑張れました。監督は、見た目は少し怖いけど、本当に父親のような頼もしい存在です。進路に迷う後輩がいたら、尚志高校を勧めます。

春に大学に進学しますが、留学して多様な文化に触れ、世界を飛び回るビジネスマンになるのが夢です。後輩には、自分たちの果たせなかった夢、優勝旗を手にして欲しいです。

(広報こおりやま2018年3月号より。内容は当時のもの)