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Vol.55 NPO法人ココネット・マム
子育てを楽に、楽しくできるように、桑野にある学童保育室や託児のほか、子育てイベントなどを開催している「NPO法人ココネット・マム」。代表理事の首藤亜希子さんにお話を伺いました。
活動のきっかけは?
子育てのサービスが今より充実していなかった約15年前、学童保育に入れない、お迎えの時間が合わないなどで知人が苦労しており、同じ子育て中の親として「こんなサポートがあればいいな」と漠然と感じていました。平成15年に知人2人と活動を始め、現在、約30人で活動しています。
どのような活動ですか?
仕事で子どもに関わる時間が限られ、働くことを引け目に感じたり、申し訳なく思うなど、悩む親の姿に多く直面してきました。
子どもが笑顔で過ごせて、少しでも親御さんの助けとなるように、企業や個人からの依頼を受け、託児を行っています。また、学童保育では、12の小学校へスタッフが迎えに行き、学童室はアットホームな雰囲気を心がけています。スイーツ作りや職業体験などのイベント開催のほか、ニコニコこども館のファミリーサポートセンターや子育て講座も私たちで運営しているんですよ。
学年や学校が違う友達ができるのもイベントの魅力
うちわであおぐ紙吹雪体験で、親子は大はしゃぎ!
活動して良かったことは?
利用者の声に寄り添い、これまで預かり時間の延長や学校へのお迎え、習い事への送迎など、「あったらいいな」を実現し、働く親の仕事と家庭の両立に貢献できたかなと思っています。
また、他の学校の友達といっしょに宿題や体験学習をしたり、お泊まりキャンプなどのイベントは、ココネット・マムの学童保育ならではで、ともに過ごした時間や経験が宝物となり、自信につながることを願っています。「子どもをサポートしてくれるので、安心してお願いできる」という親の声や、子どもたちから「他の学校の友達とも仲良く遊べる」などと聞くとうれしいですね。
今後は?
「放課後をもっと楽しく」をテーマに、遊び・体験活動の「げんKIDSクラブ」を立ち上げます。今後も利用者やスタッフが感じる困っていることや必要なことをサポートしていきたいですね。これから学童保育の募集が始まり、慌ただしい時期を迎えますが、スタッフや活動に賛同いただける方も募集しています。ぜひココネット・マムとつながりませんか。
(広報こおりやま2019年3月号より。内容は掲載当時のもの)
問い合わせ
同事務局 電話番号:024-931-6100
NPO法人ココネット・マム