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Vol.56 うねめ町安心パトロール
毎月2回、夕方に町内をパトロールすることで、町内の安全・安心を守る「うねめ町安心パトロール」。会長の白渡勝巳さんにお話を伺いました。
活動のきっかけは?
平成22年ごろに、地域の子どもたちが不審な人を目撃したり、住民が町内の公園で見慣れない人を見かけたなど、不安の声が相次いで町内会に寄せられました。また、町内に路上駐車してあった車へのいたずらも何件か重なり、見回りをして地域の安全を守ろうということになりました。
町内会でパトロールするメンバーを募り、平成22年5月からうねめ町安心パトロールの活動をスタートしました。現在は19人で活動しています。
どのような活動ですか?
毎月第二・四土曜日に集会所に集まり、ベストや拍子木などを身に着けて、夕方に町内のパトロールをスタートします。
2班に別れ、30分ほどかけて町内を巡回しますが、防犯灯切れや公園の様子を確認するほか、高齢者の家の電気がついているかや、郵便物が溜まっていないかどうかもチェックしています。特に気になった点などがあれば、市や民生委員と情報を共有しています。
また、夏・冬休みには、子どもたちが参加することもあります。子どもたちが拍子木を鳴らして楽しそうに活動に参加すると、私たちもいつも以上に楽しい巡回になります。
活動して良かったことは?
活動を始めてからは、不審者などの目撃情報がほぼなくなり、一安心できました。また、拍子木の音を聞くと、今日も地域の見回りがあると分かり安心できるといった声を聞くと、うれしいですね。
さらに、活動前まではあまり面識がなかったメンバー同士のつながりが深まっただけでなく、この活動をきっかけに他の町内の方とも会話が弾んだりと、活動を始めて良かったと感じています。
今後は?
年に何回か集会所に集まって懇親会をしたり、パトロールの情報を広報で共有したりと、楽しみながら活動してきたので、現在までパトロールを続けられたのだと思います。これからもパトロールなどを通して、町内会を盛り上げる手伝いをしていきたいと思います。
問い合わせ
同団体(電話番号)024-951-7243