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Vol.57 こおりやま日本語教室

ページID:0003627 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

こおりやま日本語教室の集合写真
外国生まれや外国人の父母を持つ子どもに、日本語や教科学習のサポートをする「こおりやま日本語教室」。代表の三田眞理子さんにお話を伺いました。

活動のきっかけは?

英語教師の経験を生かして、県通訳ボランティアを務めていました。身近な国際交流ができるようにと平成7年に国際交流団体に加入し、料理教室や日本語学習ボランティアを行いました。その中で、外国で生まれたり、外国人の父母を持つ子どもが、日本の学校文化に慣れるのが難しくて、日本語や学校生活に苦労する話を聞いたんです。
このような子どもたちを支援するために、平成25年に子ども向けの講座を行う教室を開講して、現在は幼稚園から高校生まで約20人が参加しています。

どのような活動ですか?

こおりやま日本語教室の活動風景

毎月第二・四土曜日にニコニコこども館に集まり、日本語や教科学習のサポートを行っています。
参加者は国籍や年齢、来日時期も異なるほか、障がいを持つ子もいるので、個別指導をしています。一緒にかるたをするなど日本語を楽しく覚えられるよう工夫したり、受験生に対して特別指導もしています。また日本ならではのお花見やお楽しみ会などのイベントを通して、日本文化も楽しみながら参加者の絆を深めています。
最近では、高校受験をサポートするための進路ガイドブックを発行しました。
受験制度や試験科目、面接内容のほか、外国出身者向けの試験などを、英語や中国語などで紹介しています。保護者から、分かりやすいと好評です。

活動して良かったことは?

参加する子どもから、友達ができたとか、楽しい学校生活を送っていると聞くと、うれしいですね。
また、保護者同士も交流できるので、仲間や相談相手ができて安心できるという声を聞くと、活動して良かったと感じています。

今後は?

子どもたちが、学校生活を支障なく過ごせるように今後も支えて、自らの夢を叶えられるように応援したいです。
そのために、学習のほか社会見学などの体験活動も取り入れて、子どもたちの進路の選択肢が広がるように環境を整えていきます。

問い合わせ

同団体(電話番号)090-9634-9386