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Vol.60富田町第三区夏まつり実行委員会
地域の祭りとして親しまれ、櫓やぐらを囲んだ盆踊りやステージイベントなど、子どもから高齢者まで幅広い世代が楽しめる「富田町第三区夏まつり」。実行委員長の脇坂卓仙さんにお話を伺いました。
活動のきっかけは?
富田町第三区夏まつりは、長らく3つの子供会が合同で開催していましたが、平成16年に一旦終了しました。しかし、「子どもたちが楽しみにしていた夏祭りがなくなるのは寂しい」との声が多く、翌年に有志が立ち上がり、近隣企業の協賛を得て、再開しました。平成19年からは、富田町第三区会の事業として実施しています。
どのような活動ですか?
8月に富田東小学校で開催する祭りに向けて、2月から計画を立て、5月には、本格的な準備に入ります。
今年は、3日(土曜日)午後5時30分から、「だいすきわたしの富田町」をテーマに、ダバイザーショー、アイアイファミリーのコンサート、富田東フラクラブによる親子フラや盆踊りなどを行います。櫓や舞台の上で奏でる「子ども太鼓」は毎年注目の的で、小学3年生から6年生までの約20名が日頃の練習の成果を披露します。
また、フェイスブックやインスタグラムを活用して、活動内容などを積極的に広報しています。開催のお知らせや当日の様子のほか、準備や太鼓の練習風景なども発信することで、開催前から終わった後まで、祭りへの興味を持ってもらえるように取り組んでいます。
活動して良かったことは?
準備は大変ですが、SNSの効果もあり参加者が増えていて、「毎回楽しみにしている」といった感想や、子どもたちの喜ぶ顔を見られるのはうれしいですね。
小学校の近くを通った時に「夏まつりのお兄ちゃんだ」と声をかけてもらえることもあり、多くの方の協力でこれまで続けてこれたことを誇りに思います。
今後は?
幅広い世代、より多くの方が「来年も行きたい」と思う祭りを開催したいですね。大きな祭りやイベントは他にもありますが、この夏まつりを「自分たちの祭り」として感じ、大人になっても良き思い出として心に留めてもらえるとうれしいです。そして、夏まつりが地域の人と人とを笑顔で結び、地域がつながるきっかけとなることを願っています。
(広報こおりやま2019年8月号より。内容は掲載当時のもの)
問い合わせ
同実行委員会(電話番号)090-6257-1831